呪術師だって恋したい！【呪術廻戦】

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『龍神』

そう言うと
グラウンドに少量の桜吹雪が舞い

その桜吹雪は段々と強くなり


空から５０mはあろう白い龍がぐるぐると私の背後に舞い降りてくる





「アハハっA、やる前ちょっと萎縮してたからてっきり小さい方出してくると思ったのに
ちゃんとやるじゃん〜」


そう言いながらアハアハとわらってる五条先生にまたムスッとしてしまう





『ちょっと！！五条先生がやる前にハードル上げるからでしょ！！
やるからにはしっかりやろうと思ったんですっ』


私の気もしれず意地悪な発言をしてくる五条先生に頬を膨らませてプリプリしながら
みんなの反応はどうかとそちらを見てみると


「おぉ〜すげぇ」



「ツナマヨぉ！」



「パンダよりかっこいいな」


「すごい強そうだね」



なんて声が聞こえてくる



龍神五降神術は
赤龍、黄龍、青龍、白龍、黒龍の５種類の龍神を下ろすことができて

黒龍はまだ調伏できていないので
どうせお披露目という名目ならこの４種類の中で一番大きくて派手な白龍を出そうという
選択をして正解だったなぁと思い


えっへん！と胸を張って見せた






「神秘的でしょ〜Aの術式！」

なんて自分のことのように自慢げに話す五条先生

『五条先生もう戻してもいいですか！！私の術式見せ物じゃないし！！』





「うん！いいよいいよ〜ありがとうね！

やっぱりお互いのことを知るって大事だからさ！




ってわけで先生忙しいので
この辺でバイバイっ！！




あとは適当に2年！
恵とAの事しごいてやってよ！！

2人とも近接弱っちいんだよねぇ」



「あ、ちょっ！はぁ…。」


そう言われ、全くこの人は…と言った表情でため息を漏らす恵を横目に

数年前、恵と私と五条先生で特訓していたときに五条先生に言われた事を思い出す

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