40 ページ40
・
「アイツのことをカッコいいっておもったり
そばにいたいって思ったり、
隣に他の女が立つのを想像してモヤっとしたり
それは全部恋なのよ!!!」
『おおおおぉ、なるほど』
立ち上がってフンっと胸を張る野薔薇がなんだかカッコよく見えた
『あ、じゃあ野薔薇は悠二に恋してるってこと?』
「はぁ?」
『だ、だって!前に悠二の中学生の頃の同級生に会った時
胸が変な感じするて言ってたじゃん!』
「ば、ばか!!それはアイツが私より先に彼女ができたらって想像したら
なんだか負けた気がしてイラッとしただけよ!恋じゃない!」
顔を赤くして否定する野薔薇に
へぇ〜?そうなんだ〜なるほどね〜とニヤニヤしてしまう
「あんた、人のことはいいから自分の心配しなさいよ
きっと伏黒は好きじゃない女に手を出すようなクソ男じゃないと思うから
アイツもアンタのこと好きだと思うわ」
『ほう…クソ男…?』
好きじゃない女に手を出すクソ男という単語をきいて五条先生の顔が浮かび上がる
まさにあの人のことだ。
『じゃあまとめると
私はずっと前から恵に恋してたってことか』
「そうよ」
『うわぁぁ、そう言われるとなんか明日から恵と話すのなんだか気まずいな』
「なによ、その辺は私が上手くやってあげるから堂々としてりゃいいのよ」
『堂々と…わかった
ありがとう野薔薇!なんかスッキリした!』
「ならよかったわ。私は応援してるからね
アイツに変なことされたらいつでも話しなさい」
『うん!!ありがとう!じゃあまた!』
野薔薇に相談してよかった
なんだか自分がずっと夢見ていた青春を今してるんだと思うと
ワクワクする
新しい気持ちに気づけて
なんだか嬉しかった
・
でもまさか次の日あんなことになるなんて
思いもしなかった
224人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バナナ - えええええ!続編めっちゃ楽しみですぅ!! (1月1日 10時) (レス) @page41 id: 80a7f846aa (このIDを非表示/違反報告)
らい - 作品読ませて頂きました!めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2022年11月23日 17時) (レス) @page41 id: 58c2d9b1cc (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 大変申し上げにくいのですが、虎杖の名前は「悠二」ではなく「悠仁」だと思います。 (2022年6月12日 3時) (レス) @page21 id: dd72bcfd45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:てん子 | 作成日時:2022年3月17日 0時