呪術師だって恋したい！【呪術廻戦】

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『五条先生！最強をおしえて下さい！』


私は今、交流会で自分の実力不足を痛感し五条先生に【最強】を教わるべく
頭を下げている


京都校交流会は突然現れた特級呪霊により色々大変だったが
五条先生がその場を収め、生徒の中からは死者が出なかったので一安心


「A気合十分だねぇ

そういえばさっき恵も僕のところ来てたよ」

『えっ恵も？』


きっと恵も私と同じで
強くなった悠二や桁違いの特級呪霊を目の当たりにして

それに追いつくべく五条先生を訪ねたのだろう

考えることが同じって、恐るべし幼馴染


「Aの課題はねぇ
やっぱり近接かな。

僕と手合わせしてみようか」

『う、うん！』

勝てる気がしないけど頑張ろう

「いつでもおいで〜」


グッと構える私に比べて
五条先生は余裕そうに手を後ろに組んでいる



よし、

音を立てずに一瞬で五条先生に近づき

右手を振る

しかしすぐ避けられる

間髪を入れず蹴りを入れようとするも
軽くかわされる


『ひゃっ…！』


次の瞬間
気づいたら五条先生の下敷きになっていた


「なるほどねぇ」

『うっ、五条先生うで痛いっ

はなしてっ…』

両腕は頭上で五条先生に拘束されており身動きが取れない


「あぁ、ごめんごめん

じゃあもう一回やってみようか。次は僕も攻撃するからうまく避けてね」

『う、うん！』


そう言って私の手を取り立ち上がらせると

すぐに五条先生の長い足が目の前に迫ってくる


『っ…』

間一髪でしゃがんで避け、足を崩そうとするが
それもうまく飛んでかわされ
五条先生の拳がふりかかる



この人、容赦ないな。


次で決めるっ！


五条先生の拳を避け右手を突き出すが

『うっ…』


パシっと片手で右手を抑えられる

そのまま腕を掴まれ足を崩され
またしても五条先生の下に敷かれる



『ちょっと…容赦なさすぎ』

「また僕の勝ちだね」

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