30 ページ30
・
自販機でAと飲み物を買い
戻ろうとすると突然、
先に行ってて!と言って水道の方へ向かうA
なんだ?と一瞬不思議に思ったが
すぐ戻ると言っていたしまぁいいかと思いそのまま全員分の飲み物を持ちグラウンドへ戻る
・
「コーラとアクエリです」
「おう恵ありがとな、
ところでAはどこ行った?」
みんなの所へ戻り飲み物を渡すと
戻ってきたのが俺しかいないのを見てキョロキョロとAの姿を探す禪院先輩
「知らないです、すぐ戻るから先行ってろって
パンダ先輩はなんもいらなかったですよね?」
「おう、俺はパンダだからな
ところで恵
正直Aのことどう思ってんだ〜??」
「っはぁ?」
突然変な質問を投げてきてニヤニヤしながら肩を組んでくるパンダ先輩
「おいパンダ聞かなくても見てりゃわかんだろ」
「しゃけしゃけ」
「ちょっと禪院先輩に狗巻先輩まで、なんなんですか
ただの幼馴染ですよ」
”ただの幼馴染”これが本音かどうかは別として
先輩たちに心の内を見透かされたような気がして良い気分ではない
別に一緒に飲み物を買いに行ったのは下心があったとかそう言う訳ではなくて、一人で行かせるのもなんだか可哀想だと思い着いて行っただけだ
多分。
「伏黒、いくらムッツリだからってアンタ、Aに手出したらタダじゃ置かないわよ」
「はぁ?むっつりじゃねぇ
つか同意の上だったら手出してもいいだろ」
イラ立っていたせいか勢い任せに頭の中から出てきてしまったその言葉に
皆がしーんと静まり返る
やべえ、今確実に地雷を踏んだ
「いや、今のはそうゆう意味じゃなくて.あのその、」
焦って言葉が出て来ず、どうこの場を収めようかと考えていると
釘崎と禪院先輩の背後から真っ黒いオーラが立ち登る
まずい、と思いパンダ先輩と狗巻先輩に目で助けを求めるも
二人からは諦めろ、と言う視線が帰ってくる
「伏黒、歯ぁ食いしばれ」
「覚悟はできてんだろうな」
指をポキポキ鳴らしながら近づいてくる釘崎と
呪具を俺の首元に当てて今にも斬りかかってきそうな禪院先輩
なんて言えばこの二人の怒りを鎮められる?
考える必要もない、やましいことは考えていないんだから
ただ本心を伝えれば良い
「さっきのはそうゆうんじゃなくて
俺は、ただAのこと
好きで『めーぐみー!!!!!』ん?」
・
ベシャッ!!!!!
224人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バナナ - えええええ!続編めっちゃ楽しみですぅ!! (1月1日 10時) (レス) @page41 id: 80a7f846aa (このIDを非表示/違反報告)
らい - 作品読ませて頂きました!めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2022年11月23日 17時) (レス) @page41 id: 58c2d9b1cc (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 大変申し上げにくいのですが、虎杖の名前は「悠二」ではなく「悠仁」だと思います。 (2022年6月12日 3時) (レス) @page21 id: dd72bcfd45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:てん子 | 作成日時:2022年3月17日 0時