呪術師だって恋したい！【呪術廻戦】

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振り向くと恵がいた


「恵っ」





謝らなきゃ、


『恵、さっきはごめ「ごめん」


っえ？』






恵と言葉が重なり驚く

なんで恵が謝るの？


悪いのは八つ当たりした私なのに


「Aのためだと思ってやってた行動が裏目に出た、

余計なことしたみたいで、ごめん」



『いや！違うの！
私のためを思って気を遣ってくれてたんだよね


それを八つ当たりして突き放すようなことして
私の方がごめんなさい…』


勝手に怒って勝手に泣いて逃げ出したのは私なのに

なんでこの人はこうも優しいんだろう


実はずっと分かってた


昔から
私に寄ってくる呪霊や男の子を返り討ちにしていた事


本人はバレずにやっているつもりなのだろうが

そんな彼の優しさにどこか甘えていた自分がいたのは事実だ



『恵っ

私、もっともっと頑張るよ
恵に守ってもらわなくても大丈夫なくらい
強くなりたいの！』


「…おう

俺も強くなるから

一緒に頑張ろう」


『うんっ！』



・




「じゃ、戻るか」

『うん！』

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