呪術師だって恋したい！【呪術廻戦】

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交流会のための練習中
Aと手合わせすることになったのだが


アイツが突然涙を流しどこかへ行ってしまった


周りからは
謝れ謝れと俺に罵詈雑言が浴びせられている



俺が泣かせたのか…？





「おい恵、
お前さっき手加減してただろ



Aのためだと思ってしてんなら、今すぐやめろ」


「…え」



禪院先輩にそう言われハッとする




俺は昔からずっと隣でアイツを守ってきた


Aは知らないだろうが
小学生のときから


アイツに近づく呪霊も、男も
俺がボコボコにしてきた



「手加減なんてしてないですよ。」


「ったく、お前がAの事好きなのは分かるが

過保護にひっついて安全な場所にいさせる事だけがAのためじゃねえだろ

強くなりたいって思ってるAの事を思えば、なおさらな」


「ちょっ、好きって！そうゆうんじゃないですよ」


自分の心の中を見透かされたようでドキッとする

しかし先輩の言う通りなのかもしれない


アイツは女子だし俺より小さくてひ弱に見えるが

強くなって自分が守れなかった家族に代わり
誰かを守る、
そういう揺るがない信念を持っているのを俺が一番よく知っている



それを考えるとさっきの俺の行動は
あまりにもAを甘く見すぎていたかもしれない



「追いかけてやれよ」


「ツナマヨ」


「っ…いってきます」


ごめんA


もう間違えない

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