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ムスッとしたままこっちを向かず話そうとしない恵に嫌気がさし
言わなそうだし、もういいやと思い
また花火に目を向ける
『花火綺麗だね
私、家族が死んじゃってから久々にお祭り来たから感動しちゃう』
はぁ〜と見惚れるようにため息をついて
じっと花火を見つめていると
隣から視線を感じる
『ん?』
隣を見るとじーっと私のことを見つめている恵
『え、どうした…?』
なにも言わず見つめてくる恵を見ていると
段々と不思議な気持ちになってくる
恵ってまつ毛長いなぁ
肌綺麗だなぁ
鼻筋きれい
辺りは暗いがカラフルな花火の光に照らされて恵の端正な顔立ちが
さらにそれを引き立たせている
・
「…かわいい」『…かっこいい』
『えっ?』
恵と言葉が被ってびっくりした
そのまま恵の顔がだんだんと近づいてくる
花火の光に照らされた恵の顔に見とれて何もできず
そのまま
恵の唇と私の唇の距離が
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ゼロになった
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バナナ - えええええ!続編めっちゃ楽しみですぅ!! (1月1日 10時) (レス) @page41 id: 80a7f846aa (このIDを非表示/違反報告)
らい - 作品読ませて頂きました!めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2022年11月23日 17時) (レス) @page41 id: 58c2d9b1cc (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 大変申し上げにくいのですが、虎杖の名前は「悠二」ではなく「悠仁」だと思います。 (2022年6月12日 3時) (レス) @page21 id: dd72bcfd45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てん子 | 作成日時:2022年3月17日 0時