有力な情報 ページ10
八左ヱ門side
『じゃあ…八子さん。行きましょうか』
八左ヱ門「は、はい」
結構ドタバタしながら実習が始まり今、Aに手を差し出され俺はその手を握り団子屋へと歩いている
…俺、Aの隣を歩いて良いのか…？しかも手まで握っちゃって…
確かに課題を成功させる為の役だけど、少し恥ずかしいな…
あとそれにAの男装がカッコ良すぎて俺の女装が妖怪という事がより一層際立っている…
あみだくじで決めない方が良かったぁ…！
『…子さん…八子さん』
八左ヱ門「あ、はい！」
『団子屋に着きましたが少し顔色が悪い様ですよ？大丈夫ですか？』
八左ヱ門「あ、え、ええ！大丈夫です！ちょっと考え事を…おほほ…」
『そうですか…何かあったら俺に言ってください。ではお先にどうぞ』
八左ヱ門「ありがとうございます…」
Aは団子屋の暖簾を腕で少し上に上げると俺を先に入れてくれた
紳士…！！
『では…あそこに座りましょうか』
Aがそう言った場所は端っこの席で情報を集めるのには集中出来そうな所だった
八左ヱ門「はい…」
そして俺とAはその席に座り注文表を見る
『八子さんどれが食べたいですか？』
八左ヱ門「えーと、私はみたらし団子で…」
なんか俺、緊張して上手く喋れん…！！
『分かりました、では注文しますね。すいませーん』
そう思っているとAは少し大きめな声を出して店員さんを呼んだ
店員「はーいっ！ってアンタ、随分とイケメンだね…！」
『あはは…ありがとうございます…』
愛想笑いをしながらそう言うA。めっちゃ冷たい目してんな…
店員「アンタみたいなイケメンは山賊に狙われちゃうんじゃ無いかい？最近、山賊達が山で暴れてるらしいしね！」
山賊…！
八左ヱ門「す、すいません。その山賊が山で暴れてるってどう言う事ですか？」(すっごく高い声)
俺がそう聞くと店員は頬に手を当てながら口を開いた
店員「それがね〜最近危ない爆弾を沢山持ってる山賊達が道を歩いてる通行人や動物達に向かって
爆弾を投げてるらしいのよ〜！危ないわよね〜！」
『それって具体的にどこの山か分かりますか？』
店員「え〜と…確か、すぐそこの○×山だった気がするわ」
その山ってめっちゃ動物がいる山じゃ…
『そうですか、ありがとうございます。助かります』
店員「良いのよ！あ、注文！何かしら？」
『みたらし団子を2本ください』
店員「はいよー！」
そう元気に返事をすると店員は厨房へと向かった
めっちゃ有力な情報だったな…待ってろよ山賊達！
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パーティナイト - れなさん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！完結までの話をちゃんと考えているので是非ともついてきてください☺️本当にありがとうございます！ (10月1日 1時) (
レス) @page11 id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - とても面白くて好きです！更新楽しみにしてます！完結までついていかせてください😊 (9月30日 5時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
パーティナイト - Lynnさん» 分かりました、ありがとうございます。戸部先生を出すのはまだだと思いますが頑張ります。 (9月13日 0時) (レス) @page9 id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
Lynn - パーティナイトさん» あ…戸部様との関係の事で、なんか自分も申し訳なかったです。でも、戸部様をストーリー内に出して下さい。 (9月7日 13時) (レス) id: b7c4ae609e (このIDを非表示/違反報告)
パーティナイト - Lynnさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！その戸部先生の事なのですが物語的に夢主と甘々に出来ないです、すいません。 (9月6日 23時) (レス) @page8 id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パーティナイト | 作成日時：2023年8月17日 18時
