そのりぼん手強いです！2（忍たま）

クソみたい ページ15

Aside

竹谷君！

良かった、見た感じ怪我は無さそうだ…でもなんか様子がおかしい…

目が凄い虚だ…

何かされちゃったのか…？

煙郎「お前ら、よくやったぞ！ほらこれは報酬だ」

煙郎は袋いっぱいに入った銭を山賊達に渡した

この煙郎とか言う奴が親玉か…？

山賊1「こんなに良いんですか煙郎さん！」

煙郎「ああ、こんなに美しい女を連れてきてくれたんだからな」

笑顔でそう答える煙郎

きも…

女性1「た、たすけて…！」

女性2「ここから出して！」

すると捕まっている女性達がそう叫んだ

酷い怪我…早くこの女性達も助けないと…！

煙郎「うるせぇな…おい、またぶん殴られてぇのか？」

助けを求める女性達に煙郎は先程の笑顔を無くし鋭く女性達を睨みながら暴言を吐く

その言葉と睨みに女性達は酷く怯え縮こまってしまった

最低野郎が…ボコボコしてやる…

山賊1「そうだ…！なぁ煙郎さん、“アレ“をするのはこの女達にしませんか？」

アレ…？

なにアレって…

山賊2「そうだな！こいつら不細工ですし売りに出さないでしょう？」

ニヤニヤしながら話す山賊達

山賊3「煙郎さんも鬱憤が溜まってるんでしょう？！さぁ早く“アレ“をしましょうよ！」

煙郎「…そうだな…でも二人じゃつまんないしなぁ…さっき俺が攫ってきたあの不細工もやろうか！」

煙郎はそう言いながら竹谷君の事を指差した

竹谷君この男に攫われてたのか…！

山賊1「人数が多い方が見ものですからねぇ〜！」

煙郎「そうとなればお前ら早く準備しろ」

山賊「「「わっかりました〜！！」」」

話が終わると山賊達は竹谷君とさっきの女性達を担ぎ外に出て行った

女性1「や、やめてっ！お願い！！」

女性2「助けてっ！！誰かっ！！」

八左ヱ門「…」

まずい、竹谷君と女性達が…！！

何か危険な事が起こる前に早く助けないと…！！

そう思い私が体を動かすとが煙郎が私の元に素早く移動し私の両手首を縄でキツく縛り始めた

早いな、この男…

煙郎「お嬢ちゃんは美人だから傷つけたくないし“アレ“にもできないから、ここで待っていてくれよ。

あ、でもお嬢ちゃんのその美しい顔が歪むところ、見てみたいなあ…

よし、お嬢ちゃんも外においで。面白いものを見せてあげるよ」

煙郎は笑顔でそう言うと私の縛られた両手首を掴み外に連れ出した

煙郎「おい、お前らしっかり準備は出来てるか？」

外に出ると女性達と竹谷君が一緒に縄で縛られ座らされていた

山賊1「はい！準備万端ですよ！ってその女も見るんですか？」

そう聞く山賊の手には爆弾があった




まさか…！！

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