そのりぼん手強いです！2（忍たま）

山賊 ページ14

勘右衛門「…うん！じゃあ改めて八左ヱ門を助けに行こう！」

兵助、A「『お、おー！』」

そして勘右衛門達は行方不明になった八左ヱ門を助けに山へ向かった

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〜◯×山〜

勘右衛門「今日は楽しかったわね！兵子さん、Aさん！」〈ここからは別行動だけど二人共気をつけて〉

A『そうね、本当に楽しかったわ』〈ありがとう尾浜君も気をつけてね〉

兵助「またいつか遊びましょうね」〈ピンチになったら遠慮なく呼んでよ〉

勘右衛門「そうしましょ！じゃあまたね、ばいばい！」〈うん、じゃあ八左ヱ門も含めて無事に会おう！〉

兵助「ええ、また」〈ああ、そうしよう〉

A『ばいばい』〈頑張ろうね…！〉

勘右衛門達は普通の娘の会話をしながら矢羽で疎通し

そのまま別々の方向に別れ山へと入っていった

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Aside

竹谷君、無事かな…

大変な目にあってないと良いけど…

それにしても山賊達はどこにいるんだr「おぉ〜？良い女がいるなぁ？」

出てくるのはや！！

山賊1「お嬢ちゃん随分と別嬪さんだなぁ」

山賊2「さっき煙郎さんが攫ってきた女とは大違いだなぁ！」

山賊3「おいっ！バカ！お前そんな事言ったら怪しまれるだろうが！」

えんろう？攫ってきた女？

もしかして……

ここはか弱い女の子を演じた方が良さそうだな…

『な、何なんですか…？貴方たちは…』

山賊3「ぐへへ…安心しな、嬢ちゃん。痛いことはしねぇからよ」

そう言って山賊の一人は私の腕を掴んできた

っ…！！

“おいっ言うこと聞けって！この能面！”

『…』

山賊3「おいこの嬢ちゃんめっちゃ震えてるぜ！はははは！！」

山賊2「そんなに俺達が怖いのか？わははは！」

山賊1「…お前ら、そんな事より早くアジトに連れてくぞ」


ただひたすらに悔しい

過去の事を思い出して重ねて怯えていることが

これじゃあ本当にただのか弱い女の子だ

何も成長していない


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しばらく歩いているとボロボロの小屋が見えてきた

山賊1「煙郎さん、こんな別嬪見たら喜ぶよなぁ？」

山賊2「当たり前だろ！早く受け渡して報酬をたんまりと貰おうぜ！」

山賊3「楽しみだなぁ！」

そんなクソみたいな話をしている山賊達と一緒に小屋に入っていく

山賊2「煙郎さん！良い女見つけてきやしたぜ！」

煙郎？「ん…？ほんとだなぁ…！とても美しい…良い商品になる」

そこには怪我を負った沢山の女性と煙草を吹かしている男がいた

その中には竹谷君もいた

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