そのりぼん手強いです！2（忍たま）

可愛い ページ1

前の話の続きからです

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Aside

び、びっくりした。

雷蔵「今、A笑ってたよね？」

八左ヱ門「ああ、確かに笑ってた！」

三郎「笑ったら案外…」

…私が笑ってる所ってそんな珍しいのかな

勘右衛門「お前ら、Aが笑ってる所見た事なかったのか？可哀想〜！」

三郎「煽んな」

八左ヱ門「自慢すんな」

雷蔵「そ、そう言う勘右衛門は見た事あるの？」

勘右衛門「ああ、見た事あるぞ！

めっちゃ可愛い！」

『え…』

私の笑った顔が可愛い…？

三郎「…お前、それAがいるの分かってて言ってるんだよな…？」

勘右衛門「勿論！」

雷蔵「ある意味すごいよ」

『…』

兵助「ねぇA、顔赤いけど大丈夫？」

『あ、うん、大丈夫…。あの私もうくのたま長屋に戻るね』

兵助「あ、じゃあくのたまの敷地には入れないけどギリギリまで送ってくよ」

『いや大丈夫、ありがとう。じゃあね』

兵助「うん…じゃあね」

久々知君にだけそう言い私は地面を強く蹴って移動し、そのままくのたまの敷地内へ行った

Aside終わり

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一方、勘右衛門達は…

勘右衛門「あれ？Aは？」

兵助「帰ったよ」

勘右衛門「え！いつ？」

兵助「勘右衛門達がAの笑った顔についてうるさくしてる間に」

勘右衛門「うわ、まじか…」

三郎「もしかして勘右衛門がAの笑った顔、可愛いって言ったから照れて帰ったんじゃないのか？」

八左ヱ門「確かに…それあるな…！なぁ兵助、Aが帰る時どんな顔してた？」

兵助「えっと…顔は赤かったかな」

三郎「お！これは…！！」

八左ヱ門「もしかして…！！」

勘右衛門「…」

雷蔵「勘右衛門…大丈夫？」

勘右衛門「うん…」(なんか俺も恥ずかしくなってきた…)

三郎「もしかして勘右衛門、お前照れてんのか〜？」

八左ヱ門「きゃー！！」

雷蔵「三郎、茶化しちゃダメだよ。八左ヱ門、うるさい」

兵助「……」(俺もそう言う事Aに言えばよかったな…)

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