そのりぼん手強いです！（忍たま）

虫好きの女子 ページ45

Aside

八左ヱ門「Aはこっち！」

そう思っていると竹谷君が自分の方に手招きをしていた

言われた通り私は竹谷君の方へ向かう

八左ヱ門「じゃあ、あそこ…って何で勘右衛門もいるんだ…？」

勘右衛門「いちゃダメ…？」

え？尾浜君？

後ろを振り返ると尾浜君が居て、竹谷君に向かって可愛い顔でそう聞いていた

八左ヱ門「別にダメって訳じゃ無いけど…」

勘右衛門「ありがとー！じゃあ早く生物の観察、始めよう〜！」

尾浜君ってそんなに虫が好きなんだなぁ…(違う)

八左ヱ門「はぁ…じゃあA。あそこら辺に行って虫とか見つけて観察しよう」

『うん…！』(楽しみ)

勘右衛門「俺は？」

そして竹谷君の後を着いて行きその場所に着く

八左ヱ門「虫とか動物を見つけたらそのまま、何もせずにただ観察してくれ」

勘右衛門「あれ？捕まえないの？」

八左ヱ門「ああ。あんまり捕まえすぎるのも自由を奪っている様で悪いしな

それに観察も結構面白いし！」

…陽乃笑ちゃんと同じ事、言ってる

八左ヱ門「じゃあ、観察開始！」

よぉし！！いっぱい観察しよう！

竹谷君の合図とともに私は虫がいそうな所に移動した


どこかな…

八左ヱ門「Aって虫、好きなのか？」

すると竹谷君が私の(左)隣に来てしゃがみ込み、そう聞いてきた

『うん、好きだよ。でも苦手な虫とかもいるけど』

八左ヱ門「おほー！そうなのか！でも良かった、虫好きで！」

『何で「良かった」なの？』

八左ヱ門「ほら、女子に虫が好きな子なんてあまりいないだろ？

それにAは同年代だし虫好き同士、気が合うかなって」

確かに…

勘右衛門「おーい！俺も混ぜてっ！」(Aと一緒に虫探ししたかったけど緊張して出来なかった)

竹谷君と話していると尾浜君が来て私の(右)隣にしゃがみ込んだ

勘右衛門「二人共、何の話してたの？」

八左ヱ門「Aは虫が好きなんだなって言う話」

勘右衛門「そうなの？」

『うん』

八左ヱ門「ちなみに虫料理とかってA食べた事あるか？」

え…？虫を…？

『た、食べた事ないかな…』

勘右衛門(A、引いとるやん)

八左ヱ門「虫料理は美味しいぞ！栄養もあるし、おやつにもぴったりだ！

今度、俺が作った虫料理食べてくれ！」

む、虫料理…

勘右衛門「はい、ストップ。これで生物委員会の見学は終わり〜」

八左ヱ門「そんな…！まだ…！」

勘右衛門「はいはい。戻るよ〜」

そう言って始めに集まった場所に戻り挨拶をして委員会見学は終わり各々、解散した




ん〜どうしよう委員会…全部良かったし…

でも私はあの委員会かなぁ…

決意が固まっていない→←生物委員会へ！

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