そのりぼん手強いです！（忍たま）

図書委員会！ ページ31

Aside

どんな人達がいるんだろう…？会計委員会と保健委員会の人達は中々、個性が強かったしな…

勘右衛門「着いたよ」

考えていると図書室に着いていた

あ、ここが図書室…一年生の頃、数回来てたなぁ…

庄左ヱ門「失礼します、委員会見学に参りました。」

？？「ん？あ、庄左ヱ門！入って良いよ」

黒木君が扉を開け、挨拶をすると首にスカーフを巻いた子が黒木君の近くに来てそう言った

三郎「しょ、庄左ヱ門…？！それ私の台詞…！」

鉢屋さんが何か騒いでいたが黒木君は中に入っていく

私も後を追う様にして一礼し中に入った

雷蔵「あ、A…！」」

あ、不破君…図書委員会だったんだ…！

？？「あ、この前の合同実技の」

…私、自己紹介じゃなくて合同実技の事で覚えられてる…？

？？「モソモソ…モソ…」

このモソモソ言ってる人が委員長…なのかな…？

？？「あー俺が通訳しますね！えっーと…

「私は図書委員会委員長の中在家長次だ。図書委員会の主な仕事は本の管理や貸出

返却の窓口を務める事だ…」

とおっしゃています！」

そんな言ってたの？！凄いな、この子…よく聞き取れるな…！

勘右衛門「…すいません、中在家先輩。実はこの委員会見学、時間制限付きでして…

まだ図書委員会の見学時間はあるので大丈夫なんですけど…．一応、前もって言っておきました」

長次「そうか…モソ…」

あ！聞こえた！

長次「では、Aには図書委員会の仕事を実際に体験してもらう…

仕事は…雷蔵教えてやってくれ…モソ…」

凄い耳を澄ませてみれば聞こえる…！！

雷蔵「分かりました。じゃあ、Aこっちに来て」

『うん』

私は不破君に呼ばれその場に行く

雷蔵「じゃあ…ここの本棚、本の並びがごちゃごちゃになってて

汚いから本の並びを綺麗にしてくれるかな？」

『分かった』

雷蔵「こうやって本棚とかを点検していって本の並びを綺麗にしたりするんだ」

『そうなんだ…』

雷蔵「こういう作業も楽しいし暇な時は本を読めるから図書委員会に入ると良いと思うよ…！」

さりげなく勧誘してきたな…

『うん、考えとくね』

雷蔵「うん…！…あのさ、Aって一年生の頃、図書室に来てた？」

え？

ふ、不破君もしかして私が一年生の頃、数回だけ図書室に来てた事を知ってる？！

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