そのりぼん手強いです！（忍たま）

大事 ページ4

Aside

シナ「Aちゃん…貴女、忍たまに移行することになったの」

『…もう一度お願いします」

このクソ暑い夏の中、突如私はシナ先生に地獄のような宣言をされた

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


今日は学園が休みで私は自分の部屋から出ずにずっとダラダラして過ごしていた。

だって外、めっちゃ暑いから外に出れないし(外に出たくないだけ)

『今日は一段と暑いな…』

すると私が髪を結っているりぼんが動き、たれの部分であおいでくれた。

『ありがとう』

全然、風が来ていなかったけど普通に嬉しかったからお礼を言うと

りぼんは嬉しかったのかもっとあおいでくれた。

あ、ちょっと風が来てる…涼しい…

　 コンコン

シナ「ごめんなさい。Aちゃん、大事な話があるんだけど今大丈夫かしら？」

扉の方から音がして扉の方を見てみるとシナ先生が立っていた

『？はい、大丈夫です。シナ先生』

この時の私は大事な話と言われたから長期任務かなとか成績の話かなとかそんな事を思っていた

シナ「ありがとう。」

シナ先生はお礼を言うと私の目の前にきて正座をし真剣な顔付きで私にこう言った。

シナ「Aちゃん…貴女、忍たまに移行することになったの」

『……もう一度お願いします』


ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



そして今に至る

シナ「忍たまに移行することになったの」

『…何故でしょうか？』

こんな真顔で言ってるけど本当は顔面崩壊するくらい、叫びたいくらいに心の中で動揺してる私

シナ「学園長先生が“今年はくのたまの入学者が多くてシナ先生も大変だろうから少しでも負担を

減らすためにくのたまのAを忍たまに移行させよう”って言っててね…私は大丈夫ですって言ったのだ

けど…」

ああ……そっかぁぁ…！そうだよね…！確かに今年のくのたま入学者多かったよね…！

くのたま上級生、私だけだもんね…！

それにくのたま上級生と忍たま上級生の授業内容って殆どおんなじだしね…！

違うとこと言えば色の授業くらいだもんね…！

『分かりました。私は全然大丈夫なのでシナ先生はあまり気にしないでください』

シナ「…！本当にAちゃん大丈夫なの？」

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