【ワンピース】死んだ貴方を愛すだけ【完結】 (ページ3)

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貴方のいない3日目ページ3

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彼が死んで3日目

今日はサカズキ大将と共に海に出ていた

「サカズキ大将、2時の方向に海賊船が。賞金1億500万のムゲダル海賊団と思われます」

「A、おんしが行け」

「はっ！」

サカズキ大将の命に従い、海賊船へと向かう

人数はそこまで多くなく50人程度の海賊団

たまたま、運が良く名を挙げた海賊団だ

「よォ嬢ちゃん。俺らに何の用だ？」

ニタニタと汚い笑みを浮かべ、船長ムゲダルがやってくる

「(船長自らお出ましとは…楽でいい)」

「サカズキ大将の命により、こちらの船を沈めさせていただきますAと申します」

「＿＿あぁ、死ぬから自己紹介しても無意味でしたね」

「っ！！このアマっ！！舐めやがって！！」

「(こんなやすい挑発に乗るなんて、馬鹿な男)」

一直線に振り下ろされるナイフを横目に、懐から取り出した銃を数人に向けて撃ち放つ

バンバンッ

銃声と共に呻き声と驚きの声が聞こえてくる

「攻撃が効かねぇ！？てめぇまさか悪魔の実の能力者か！！」

「ごもっとも、ですので私を倒したくば海楼石をお持ちください」

「では、よい地獄を」

バンッ

バンバンバンッ

＿＿

＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿

「あー、シャワー浴びたい」

顔についた血を袖で拭い、死体を足で転がす

もう時期食料等を取りに海軍船がやってくるだろう

そう考え、甲板を歩く

ふと端に目を向けると、金髪が目に入る

「っ！！」

違う、これは、違う

少し癖のついたその髪が、彼と重なって見えてしまう

彼は、銃で撃たれて死んだと聞いた

目の前の男と、それが一致してしまい、思わず戻してしまう

「あー………最悪だ…」

目の前の汚物に顔をしかめると同時に、海軍船が隣につく

「(今日は早く寝よう)」

海兵に声をかけ、サカズキ大将に報告し、自室に向かう

この時ばかりは、中将でよかったと思う

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