〃 ページ10
rbr「もしもーし、聞こえる？」
ut『おー、聞こえとるで』
耳元に鬱さんの声が聞こえてくる。
いよいよスニーキングミッションになってきて高揚と緊張が入り混じる。
「これが鬱さんの声じゃなければなぁ…」
ut『Aちゃんの耳元で俺のポエム読み上げてほしいん？』
「それだけは勘弁してください」
ut『まじで嫌そうにしないで』
鬱さんとそんなやり取りをしていると、緊張感足りへんやろお前ら！とロボロさんに怒られた。
インカム越しでは鬱さんの声がしなくなって、私だけ怒られてるみたいになってしまった。鬱さんはあとで殴っておこう。
「どうやって上に上ります？15階でしたよね」
rbr「そうやなぁ、まあエレベーターとかでええんちゃう？」
「え、ここの社員とかいたらどうするんです？」
rbr「まあその時はその時やろ、ほら乗るで」
そんなんでいいのか？と思いつつも
チン、と鳴ったエレベーターに二人で乗る。
15階のボタンを押そうとしたら、ロボロさんに止められる。
rbr「待てや、指で押したら指紋つくやろ」
「あ、たしかに！」
服の袖の上からボタンを押した。
そういうところはきちんとしているんだなあ、と改めて自分の未熟さを感じた。
＊
エレベーターを降りたら、辺りは真っ黒の闇に包まれていた。…人はいないってことでいいのか。
手に持っている小型のライトで足元を照らし、目的の場所へ急ぐ。私はUSB、ロボロさんは金庫を担当した。ロボロさんは金庫の鍵も開けられるらしい、私もいずれはそういう技術を持つことになるだろうから、あとで教わろう。
USBのデータは取ることは容易にできるが、この会社のパソコンからそのデータを抹消しないといけないのでそれが厄介だ。
「よし、さっさと終わらせるぞ」
rbr「A〜終わったで〜！」
「は！？はや！！」
ロボロさんの手にはA4サイズの資料があった。
勿論、ロボロさんに手伝ってもらった。
.
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まちや。(プロフ) - ディスペアさん» ハッ！確かに仰るとおりでした！！こっそり直させていただきました、ご指摘ありがとうございました！ (2020年3月22日 23時) (
レス) id: e16223c2be (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - ちなみに、ページ47です (2020年3月21日 22時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - 続編更新を毎日楽しみにしてます！ところでホワイトデーって14日じゃなかったでしょうか？間違ってたらすいません(ーー; (2020年3月21日 22時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
まちや。(プロフ) - レッ狐さん» 更新多くてうるさかったらすいません！続編でもよろしくお願いしますー！温かいお言葉とても励みになります(＞人＜;) (2019年4月22日 19時) (レス) id: e16223c2be (このIDを非表示/違反報告)
レッ狐(プロフ) - 一気に更新されてて凄くびっくりしました!いつも更新お疲れ様です!続編も楽しみです。無理せず頑張ってください! (2019年4月21日 18時) (レス) id: d533e84903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちや | 作成日時：2019年3月23日 21時
