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パパパパン、と銃声が遠くで聞こえた。
私はぎゅっと目を瞑る。あまりに生々しい銃声を聞くのはこれが初めてだった。
しかし次に聞こえたのはいつもの声で。
sho「おいゾム、遅いねん！」
zm「いやすまんて〜！ここの敵は倒したと思ってたんやけどしくったな〜」
sho「あとどんくらいいるん？」
zm「あと奥に十何人かくらい？てかA平気なん？めっちゃ驚いた顔しとるけど」
何が起こったのか分からなすぎて、二人の呑気な会話に入っていけなかった。…さっきの敵はゾムさんがあの一瞬で倒したってこと？あの銃声はゾムさんが撃ったやつか。
ほんとに死ぬかと思ったので生きている心地がしない。まあこんなところにいる時点で生きて帰れる気がしないが。
「私は、……大丈夫です…！」
zm「そっか、じゃあこれ渡しとくな」
ポイ、と私に向いて投げられたのは拳銃で、
私はそれを両手でぎゅっと握った。
そんな私を見て、ゾムさんは不自然に顔を背けた。
「えっ、な、何ですか…？」
zm「いや、なんか、こんないつもとちゃうと冗談のひとつも言えへんわ、と思って」
すこし照れながら、そう言った。
ゾムさんも可愛いとこあるな、と思っていたら小声で「あと胸だけやねんなぁ」と言ったのが聞こえたのでヒールの高い靴で蹴った。痛そう。
こちとら胸という単語に敏感だからな！？
そしてゾムさんに案内され、ある扉の前まできた。
ゾムさんは小声で「この部屋の奥に敵がいる」と。
sho「多分、待ち構えてるよな」
zm「面倒だから特攻する？」
sho「それしかねえよな、A行ける？」
zm「やばかったらここの壁に隠れててええからな」
二人の言葉に無言でこくりと頷く。
シャオロンさんがゆっくりと扉を開ける。引いて開けるドアだったので、開けた瞬間に放たれた弾丸には当たらなかった。
しかし尚も続いてドアに向かって撃ってくる。
ゾムさんは壁越しに敵を着実に仕留め、私達に合図を送る。特攻の合図だ。
ゾムさんに続いてシャオロンさんも銃を構えながら部屋に入っていく。壁越しにも銃声が飛び交っているのが分かる。
銃を持ち直し、私も二人の後に続いて部屋の中に入った。
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まちや。(プロフ) - ディスペアさん» ハッ！確かに仰るとおりでした！！こっそり直させていただきました、ご指摘ありがとうございました！ (2020年3月22日 23時) (
レス) id: e16223c2be (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - ちなみに、ページ47です (2020年3月21日 22時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
ディスペア(プロフ) - 続編更新を毎日楽しみにしてます！ところでホワイトデーって14日じゃなかったでしょうか？間違ってたらすいません(ーー; (2020年3月21日 22時) (レス) id: 5646c995e2 (このIDを非表示/違反報告)
まちや。(プロフ) - レッ狐さん» 更新多くてうるさかったらすいません！続編でもよろしくお願いしますー！温かいお言葉とても励みになります(＞人＜;) (2019年4月22日 19時) (レス) id: e16223c2be (このIDを非表示/違反報告)
レッ狐(プロフ) - 一気に更新されてて凄くびっくりしました!いつも更新お疲れ様です!続編も楽しみです。無理せず頑張ってください! (2019年4月21日 18時) (レス) id: d533e84903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちや | 作成日時：2019年3月23日 21時
