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あれ、可笑しいなぁ、近藤もこの場所どこか分かんない、の...?


「こんどーも、この場所分かんない、説...?」

「...反応見る限り有川さんも分かんないっぽいね」


詰んだ。未知の不思議空間(見知らぬ町)で行方不明の同級生クラスメイト‘s!!

何だこれ可笑しいなぁ、取り敢えず経由経由、経由を近藤に聞こう、うん。


「ねぇ、こんどー。どうやって此処に来たの?」

「わたしは自転車漕いでたらこんな場所に。そういう有川さんは?」

「私は従兄のコミケ帰りに、家の扉開けたらあら不思議空間へ...っは!コミケの袋がないぃい!!」


私がそう頭を抱えて大声で言うと目の前にいる近藤は私を変な目で見る。

よく見ると近藤は近藤じゃなかった。いや、近藤なんだけど、少し茶色がかった赤髪に深緑のタレ目ってどんな美少女??

こんな美少女!!、いやそうじゃなくて。


「こんどー」

「何?」

「あのさ、その、すっごく可愛いね、どうしたの?あと小ちゃくなってませんか?」

「...いや、有川さんも小さくなってるから」


近藤にそう言われ自分の手を見る。胴体を見て、近藤を見て、目を擦ってまた近藤を見た。


「こんどー魔法使った!!?」

「いや草。目を擦った後なんでわたしを見るの」

「本当だ!!」


近藤にそう言われもう一度自分の躰を見る。いやいやいや、なんで小さくなってんの、!

しかもなんで躰が小さくなってるのに合わせて服も小さくなってるの!!

ほんっとうに意味不なんだけど!!?


「こんどーさん!鏡もってませんか!」

「持ってないよ。ていうか有川さんのその背負ってるリュックの中に入ってないの?」

「えっ、なにこれ、こんなの背負ってなかったんだけど!!?」


慌てて背中からリュックを外して両手で持つ。うーん、重くもなく軽くもなく。

近藤を見ると自転車の荷物置き場のところに言い方悪いけど少々小汚い包み袋がある。

あれはなに。絶対近藤さんの趣味じゃないと思うんだけど。ゴミ出しの日だっけ、?


「えぇっとー、そのー、こんどーのその包み袋はなんでしょうか!」

「あれこんなのあったっけ」


うーん、気づかなかったんかいっ!!

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Yuyu(プロフ) - ユーリYURIさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月2日 11時) (レス) id: 99bbdf4997 (このIDを非表示/違反報告)
ユーリYURI - 更新がんばってください!! (2020年3月1日 21時) (レス) id: 2a371154bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めえぷるもみじ&Yuyu x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年3月1日 11時

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