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「ほら、着いたよ」
色々なところを通り、廃墟らしきところにシャルナークは案内してくれた。
目的地に近づいていくごとに見えていた。幻影旅団のメンバーが。いや、今から結成するのかもしれないけれど。
クロロ、ウヴォーギン、フランクリン、ノブナガ、フェイタン、マチ、パクノダ、フィンクス、オモカゲ...見事に幻影旅団の初期メンバーの集まりだ。
ラーラの顔が若干輝いている。良かったね、推しだよ!フェイタンだよ!
「...シャル、そいつらは?」
シャルナークは本から顔を上げたクロロの疑問に答える。
「んー、拾った」
俺もラーラも思わずシャルナークの方を見た。クロロはシャルナークの回答に満足したのかそうか、というと本にまた目線を落とした。
「...取り敢えずパク、見といてくれ」
「分かったわ」
パクノダが俺たちの方に歩いてくる。見といてくれって、もしかして記憶をってこと...?
でも俺たち多分なり変わりで、だから前のこの体の持ち主の記憶と俺たちが成り変わる前の記憶、どちらとも存在するはずだ。
存在するから、パクノダにはどんなふうに見えるんだろうか。どっちとも見える?それとも前の体の持ち主の記憶だけ?疑問だらけだった。
「あなた達名前は?」
「俺はシェス=トフ」
「私はラーラ=リュクンベリ」
「へぇ...。っ、何も、見えない...?」
パクノダさんは俺とラーラの頭に手を当て、多分念を使った。けれど何も見えなかったようで戸惑いと警戒の表情を浮かべていた。
何も見えないって、どう言うこと、?もしかして二人の人間の記憶が入り混じっているから、見えないってことなのかな、?
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Yuyu(プロフ) - ユーリYURIさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年3月2日 11時) (レス) id: 99bbdf4997 (このIDを非表示/違反報告)
ユーリYURI - 更新がんばってください!! (2020年3月1日 21時) (レス) id: 2a371154bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めえぷるもみじ&Yuyu x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2020年3月1日 11時