Only you* (ページ3)

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結衣子との話に花が咲いていると、
すごい勢いでボールが飛んできた。

マ「すいません、大丈夫でしたか？」

そう聞いてきた彼に見覚えがあった！

その瞬間「あっ！」という声が出てしまう。

高校生の時、鎮西高校だった私は、友達に連れられて春高バレーの全国決勝を見に行ったのだ。

『もしかして、柳田将洋さんですか、？』

マ「そうだよ、僕のこと、知ってるんだ笑」

と爽やかに笑うので、慌てて決勝を見に行ったことを伝えた。

マ「楽しんでいってね」

そう笑うと彼はコートに戻っていった

ゆ「A～A～大丈夫？笑」

『え、今あたしどうなってた？』

ゆ「愛しい人に再開した！みたいな笑
今の絶対周りにお花咲いてるやつだよ！」

そう言われて急に顔が赤くなる。

別に好きだったわけでもないのに、なんでこんな赤くなってんのあたし！？
と必死に考えていると

勧誘してくれ男の人が
「今日はもう終わったんだ！
また明日来てくれる？待ってるよ！」

と声をかけてくれたので私たちはカフェへと
足を運んだ。