Only you* (ページ11)

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『いつからあんな関係に...
私に何の一言もなしに泣』

マ「そんな落ち込むなよ、彼氏ぐらい簡単に作れるだろ！笑」

そう言われて、ちょっとしょんぼりしてしまった。あなたが、彼氏だったらどれだけ幸せか、わかるはずないよね。

話を変えようと、必死に話題を探す。

『あっ！！！』

マ「なんだよ、びっくりした笑」

『そういえば今日監督に言われたんですけど、全日本男子バレーのサポートスタッフやらないかって。』

マ「マジで！？それで、やるの？」

『やりたい気持ちは、もうあふれそうなぐらいあるんですけど...(あなたがいるから...)でも今のバイトを辞めるのもなあって、悩んでて。』

マ「無理して、とは言わないけどさ？
もしAちゃんがいてくれたら俺相当心
強いわ笑

それに高身長イケメン、いっぱいると思う
けど？笑」

ここまで言われると、バイトなんて放り投げてやりたくなってしまう。
彼は、きっと私の心を惹きつける天才なんだ。

高身長イケメンなんて言ってるけど、自分がどれだけ人気があるか、わかってんのかな？笑

そんなことを思いながら、じゃあやってみます、と返事をする。

普段そんなに笑わない彼が少しだけ微笑んでくれた。この笑顔をずっとそばで見ていたい、そんなことを思いながらお礼を言って家に入る。

少しでも、力になれるように頑張ろう、そんなことを考えて居酒屋にやめる連絡をとるためにスマホを手に取った。