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佰伍拾玖 ページ7

「…はぐれたぞ。兄貴と。」







「ご、ごめん…探そう!!

けどせっかく来たんだから楽しもう!禰豆子のお土産も探して!」







三日月は伊之助とはぐれ、ムッと唇を尖らせた。けれど炭治郎の言うことも確かだ、と頷く。







「兄貴は団子食うって言ってた!団子屋見ながら回るか!」







「あぁ!その意気だ!」







元気を取り戻した三日月。炭治郎も良かったと安心。

直後。







「!!…た、炭治郎!!炭治郎!!」







「ん?何か気になるものでもあったのか?って、どこに行くんだ三日月!?あまり遠くに行っちゃ…」







三日月は炭治郎を置いて進む進む。

だが見失っては善逸がくれた機会を逃すことになる。炭治郎は人混みから見失わないように追いかけた。







「三日月待ってくれ…!!







あ、止まっ………え…………えッ…ちょ、勢いを落とすんだ!!うわぁぁあ!!?」







止まった。戻ってきた。

そう思った瞬間、三日月は勢いを付けて炭治郎の元へ。元気いっぱい。







「炭治郎ー!!小さい煉獄(・・・・・)見つけたー!!!」







「小さな煉獄さんは居ない!!まずは止まるんだ三日月!その子も困っている!!」







「分かった!!」







キュッと滑り止め。

止まった三日月を確認し、炭治郎も安堵の息をはく。







そして三日月の小脇に抱えた子を見て息をとめた。







「ん!?千寿郎さん…?」







「え、あ、炭治郎さん…?」







「ムッ!?人攫いは竈門少年と三日月だったのか!!」







「あれ!?大きい煉獄!?じゃあコイツは偽物か!!?」







三日月は千寿郎と呼ばれた少年を下ろすと背後から現れた煉獄杏寿郎と交互に見る。

似すぎる二人に三日月はさらに混乱。







「お前、煉獄そっくりだな…どうなってんだ?煉獄も双子だったのか?」







「違うよ三日月。千寿郎さんは煉獄さんの弟だ。」







「え、こんなに似て双子じゃねぇのか!?」







千寿郎はしばらく三日月に怯えていたらしい。(煉獄杏寿郎談)

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イチゴじゃむ(プロフ) - まゆゆさん» そ、そんな…!(*´-`*)テレルヤン…こちらこそ最後まで閲覧してくださりありがとうございます!!こちらもコメントをいただき幸せです!!(´;ω;`) (2021年3月29日 2時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 幸せな気分になれる作品ありがとうございます♪ (2021年3月28日 2時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» 分かります笑笑語彙力のない作品ですが、改めまして閲覧ありがとうございます!!(^ω^) (2020年3月25日 12時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
レレリ(プロフ) - イチゴじゃむさん» まぁ、そうですね!言うて私18以下でもめちゃくちゃ見てました!笑← (2020年3月24日 22時) (レス) id: 16e8e317f9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» ムフフ(´・∀・`)まあ注意なので読んではいけないなんて書いてないのでねェ!!!!(((ありがとうございます!!!笑笑頑張らせていただきます!!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2020年2月19日 1時

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