番外編《義妹》 ページ46
「おめでとうございます、炭治郎くん、三日月さん。てっきりあと五・六年はかかるかと思ってましたよ。」
「五ッ…俺はそんなに待てません!」
「私は炭治郎と居れるに変わりねぇから大丈夫だ」
「あらあら、三日月さんの方が大人ですね」
炭治郎が三日月を好きと自覚させた本人、しのぶは改めて祝言する。
「二人がどこまで進むかは定かですが、禰豆子さんや伊之助くんはお互いの義理の家族になりますね。
ご存知でしたか?」
「!…じゃ、じゃあ禰豆子は私の家族か!!?」
三日月が食い気味でしのぶに詰め寄る。近い。
「そうですよ。これからは"姉"なんです。」
「姉…!!」
「三日月いつも通りで良いんだぞ!そんなに変化は…」
「大丈夫だ炭治郎!私は禰豆子の姉だ!姉らしくするぞ!」
「(それが心配だ!!」
禰豆子のとこ行ってくる!!と、さっそく部屋を飛び出した三日月。炭治郎もしのぶにお礼を言って三日月の後を追う。
「禰豆子!禰豆子!私のことは姉貴と呼べ!」
「ムー?」
「ムーじゃなくて、姉…」
「ムゥ…」
「………ダメか」
部屋でポツンと座っていた禰豆子。三日月はすぐさま隣に腰を落とし話しかける。
だが竹の口枷をつけた禰豆子に単語を言わせるのは無茶ぶりのようなもの。三日月はしょんぼりと落ち込む。
「?……ム〜」
「…励ましてんのか?」
「ム!」
「…禰豆子も一緒に居れば変わりねぇな!」
「ムームー!」
禰豆子が話せないから三日月が落ち込んでしまう、と炭治郎の予想は的中。
「(良かった。元気そうだ。二人から幸せな匂いがする。」
しかし、炭治郎の出る幕はなかったらしい。
隙間から見守る炭治郎はホワホワ。
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イチゴじゃむ(プロフ) - まゆゆさん» そ、そんな…!(*´-`*)テレルヤン…こちらこそ最後まで閲覧してくださりありがとうございます!!こちらもコメントをいただき幸せです!!(´;ω;`) (2021年3月29日 2時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 幸せな気分になれる作品ありがとうございます♪ (2021年3月28日 2時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» 分かります笑笑語彙力のない作品ですが、改めまして閲覧ありがとうございます!!(^ω^) (2020年3月25日 12時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
レレリ(プロフ) - イチゴじゃむさん» まぁ、そうですね!言うて私18以下でもめちゃくちゃ見てました!笑← (2020年3月24日 22時) (レス) id: 16e8e317f9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» ムフフ(´・∀・`)まあ注意なので読んではいけないなんて書いてないのでねェ!!!!(((ありがとうございます!!!笑笑頑張らせていただきます!!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2020年2月19日 1時