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佰陸拾玖 ページ18

「!……炭治郎」







「?カナヲ、何か…あ」






廊下を歩いていると焦るようにカナヲが駆け寄ってきた。

そしてカナヲの視線の先には顔を覗かせる三日月が。だがその距離は遠く、何故か近づいて来ない。

このまま作戦を決行させようとカナヲは隣を見ればあら不思議。そこには忽然と炭治郎の姿がなかった。







「三日月!昼食は食べたのか?昼まで見かけなかったが一体どこに…」







「……はぁ」







「!?ダメだ炭治郎!今は遠くから見るってしのぶと決めたんだ!こっち来んな!!」







ニコニコで三日月に駆け寄る炭治郎。カナヲはこれじゃあ作戦が出来ないと思いながらも楽しそうな光景を止めずにいた。

だが三日月は何やらしのぶとの決め事を実行している。







「遠くから!?それじゃあ近づけないと話しずらいんじゃないか!?」







「確かに!!ちょっとしのぶと話してくる!!」







「そうするといい!」







スッタカタと三日月はしのぶの元へ向かった。(たぶん追い返される。)そして炭治郎はカナヲの元へニコニコと戻る。







「……あッ!?作戦!!?」







「…うん、次もあるよ。また頑張ろう。」







「そ、そうだな!ごめんカナヲ!」







優しいカナヲは諦めず、また次を意気込む。そして謝らないでと首を振った。







「炭治郎から三日月が好きって、すごく伝わった」







「っ…そ、そんなに分かりやすいか?」








「うん。だって作戦を忘れて三日月と話そうとしてた…っていうか話してたから。」







「うぅ……」







真っ赤な顔を隠すようにしゃがむ炭治郎。カナヲはそんな姿が珍しく、励ますように背中を叩いた。







▲▹▸▼おまけ▹▲▸▽

しのぶと三日月ちゃん


「しのぶ!遠いと炭治郎と話せねぇ!」


「馬鹿ですか?

話すな、とは言ってませんよ。遠くから様子見をすればいいので会話は普通に行って構いません。」


「馬鹿じゃねぇけどしのぶ頭良いな!!」


「分かったらほら、早く炭治郎くんのところへ行きなさい」


「おう!!」


これは時間がかかりそうだと思ったしのぶである。

佰漆拾→←佰陸拾捌



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イチゴじゃむ(プロフ) - まゆゆさん» そ、そんな…!(*´-`*)テレルヤン…こちらこそ最後まで閲覧してくださりありがとうございます!!こちらもコメントをいただき幸せです!!(´;ω;`) (2021年3月29日 2時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 幸せな気分になれる作品ありがとうございます♪ (2021年3月28日 2時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» 分かります笑笑語彙力のない作品ですが、改めまして閲覧ありがとうございます!!(^ω^) (2020年3月25日 12時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)
レレリ(プロフ) - イチゴじゃむさん» まぁ、そうですね!言うて私18以下でもめちゃくちゃ見てました!笑← (2020年3月24日 22時) (レス) id: 16e8e317f9 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴじゃむ(プロフ) - レレリさん» ムフフ(´・∀・`)まあ注意なので読んではいけないなんて書いてないのでねェ!!!!(((ありがとうございます!!!笑笑頑張らせていただきます!!! (2020年3月24日 20時) (レス) id: 842ab961ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イチゴじゃむ | 作成日時:2020年2月19日 1時

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