悲しい選択。 ページ7
.
末「っやべ、俺、撮影だから出るわ！！西島、手出すなよ。じゃ！」
待って、二人きりにしないでー！
なんて、声にも出せない言葉は
私の唾液と一緒に飲み込まれた。
寝ぼけ顔の西島さんが
また一つ大あくび。
貴「っあの……」
西「ん？」
貴「ここは……」
やっとの思いで、絞り出した言葉
西「俺んち。」
待って待って待って！！
なにが起こった？思い出せAA！！
西「ねぇ、Aちゃん？」
貴「は、はい！！」
西「ちょっと、立ってくれる？」
貴「へ？あ、はい……」
立つと……ヤバい！！
私ノーブラだった！とっさに、胸の前で腕を組む。
西「後ろ、向いて？」
？？
言われるまま後ろを向く……
内心、ドキドキしてた。
西「うん……やっぱりピッタリ。」
？？？……さらに、頭のなかに？が飛び交う
西「俺の彼女にならない？」
/////
え？！ちょ、急な展開についてけない！！
貴「私m 西「あ、言い方がおかしかったかな……彼女のフリ！してくれない？」
…………え…。
つかの間の期待は、私を一層苦しめた。
貴「ど…言う…。」
西「俺、彼女が居てね女優さんなんだけど」
知ってるよ…
西「今、俺も彼女も大事なときなんだ。」
そりゃ、架純ちゃんは今すごく人気出てるもんね…
西「Aちゃん、雰囲気も背丈も彼女によく似てるから、もしも、彼女と週刊誌に撮られたとき、Aちゃんだったことにしてほしい。」
貴「そんなこと…」
西「大丈夫…みんなそんなものだよ。」
少し、切なそうな顔した西島さん。
西「もちろん、それなりの報酬は出す！だから、バイトだと思って…時々、ここに来たり、職場まで一緒に来たりしてほしいんだ。」
こんな、悲しいポジションがある？
一目惚れした彼の彼女のフリ。
それでも、私は…彼と居ることを選んだ。
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ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。にっしーと幸せになって欲しいです。続き楽しみに待ってます。 (2017年12月16日 19時) (
レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - にっしーがいいです！！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: e0fea040d6 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - にっしーがいいです！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: 6cae86dad8 (このIDを非表示/違反報告)
紀浚(プロフ) - しゅうたーー！！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: ed6cd04c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ(プロフ) - にっしーがいいです！！ (2017年12月4日 16時) (レス) id: 6faf8cc718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩高 | 作成日時：2017年8月16日 1時
