Ｎstory 西島side ページ33
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MVが解禁になると、Aの活動幅は
一気に広がった。
マ「隆弘…あの、今度の歌番組の収録なんだけど…」
言いにくそうにマネージャーが言う
西「なに？」
マ「Aちゃんとね…一緒なの。」
いつかは、当たる日が来ると思ってた
AAAとして出るMステで共演か…
秀太とAちゃんのMVは、あれ以降
見ないようにしてきた。
なんとも言えない感情に押しつぶされそうになるから。
マ「スペシャルってこともあって…その、秀太とあの子のコラボも歌うらしい」
西「そう…ですか。大丈夫ですよ」
と、笑ってみせるけど大丈夫なことなんかなくて。
はぁ…ため息は隠せなかった。
Aちゃんを傷つけるだけの俺は
もちろん、そばにいる資格なんてなくて
MVだってわかってて、嫉妬なんかして。
秀太に勝てること何一つしてないのに。
西「会いてぇ…」
そっと、本音をこぼした。
コンコン。
控室のノック音に我に帰れば
ガチャリ。
末「よ。」
どことなく、空いていた二人の距離
西「おう、どうした？」
平然と見せる俺は、ホントにこいつの親友と言えるだろうか。
末「あいつのこと、好きか？」
突然の直球本題は、秀太らしくて
だから俺も、そのまんまの俺で答えた
西「好きだよ。」
末「そっか、了解」
伏目がちだけど、笑って言った秀太は
そのまま扉の方へ歩く
西「質問の返答に対する答えは？」
末「俺、来週ソロで歌配信するんだー。一番に聞いたら感想聞かせてよ。作詞って大変だな。じゃ。」
言い残して、出ていく秀太。
その歌詞が、答え？
Mステ当日。秀太の横で緊張気味に笑うAを見つめることしかできなくて
メンバーはそれぞれの感情で見てること
俺にだってわかった。
曲が始まると、ホントのカップルみたいな光景。見てるのは苦しくて
けど、目がはなせなくて。
宇「すごい…」
千晃は、無言のまま。
歌の終わった秀太は、なぜか
Aちゃんの斜め後ろからAちゃんをただ見つめてた。
俺の気持ちまで背負った
秀太も、苦しいよな。
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ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。にっしーと幸せになって欲しいです。続き楽しみに待ってます。 (2017年12月16日 19時) (
レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - にっしーがいいです！！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: e0fea040d6 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - にっしーがいいです！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: 6cae86dad8 (このIDを非表示/違反報告)
紀浚(プロフ) - しゅうたーー！！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: ed6cd04c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ(プロフ) - にっしーがいいです！！ (2017年12月4日 16時) (レス) id: 6faf8cc718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩高 | 作成日時：2017年8月16日 1時
