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知らないことの罪 ページ20

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俺何かしたか?
頭の中でいっくら考えても
わかんねー。できるだけ、負担や
迷惑かけないように努力してきたつもり









末「何に対して、お前はキレてんだよ」







西「俺が、Aちゃん探してること気づいてたよな?」
末「ああ。」
西「なんで、まだ繋がってること言わなかった?」
末「Aが、望まなかったから。」
西「俺ら、友達だろ?」
末「お前は?俺は、あの日……手を出すなよって言って行ったよな?」
西「……あの日?」
末「打ち上げの次の日の朝。Aに次会ったとき何だよあれ。フェイクとかって、ふざけんなよ。」
西「……。」
末「俺の気持ちにも気づかなかったくせに、自分の気持ちには気づけ?!ふざけんな。」









西「秀太……お前。」
末「Aが、好きだ。この半年間、俺のできる限りでAを支えてきた。お前に責める権利あんの?」
西「だからって、なんでMVなんかに。隠すなら、徹底的に隠せよ。」
末「お前……Aがなんで、この業界に来たかも忘れたわけ?……そんなんで、よく探してるとか言えんな。」









なんも……返す言葉が見つからない。

伊「秀太、利用されてんだよ!!目覚ましなよ!詳しくはわからないけど、Aちゃんは、芸能人になりたがってたってことでしょ?!わかってて、利用されるなんて馬鹿だよ!!」
末「俺が、望んで利用されたんだ。俺が、出てほしくて、頼み込んで出てもらった。Aに非はない。」









俺にはもう、何の持ち札もなくて
掴んでいた秀太の胸ぐらを
離してその場を離れた。









数日の内に、Aちゃんは
誰もが知る注目の新人として
表舞台に出るようになった。

いつだって、画面越しにしか
その顔を見ることは無くなってしまった。









俺がしゃしゃり出てしまえば
彼女は芸能界でのスタート地点で
つまづくことになる。
つまり、俺の存在は俺との過去は
彼女にとって、邪魔な石か段差にすぎないんだ。

君が望む場所へ〜末吉side〜→←画面の向こうで〜西島side〜



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ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。にっしーと幸せになって欲しいです。続き楽しみに待ってます。 (2017年12月16日 19時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - にっしーがいいです!! (2017年12月16日 0時) (レス) id: e0fea040d6 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - にっしーがいいです! (2017年12月16日 0時) (レス) id: 6cae86dad8 (このIDを非表示/違反報告)
紀浚(プロフ) - しゅうたーー!! (2017年12月16日 0時) (レス) id: ed6cd04c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ(プロフ) - にっしーがいいです!! (2017年12月4日 16時) (レス) id: 6faf8cc718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:岩高 | 作成日時:2017年8月16日 1時

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