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画面の向こうで〜西島side〜 ページ19

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Aちゃんが俺の前から消えて
もう半年。あの局に行って
小道具さんに、聞いてみても
彼女は退職したと言われた









電話だって、繋がらない訳じゃない
なのに……出てはくれなかった。
LINEは、ブロックされているのか
彼女の既読がつくことはなくて









宇「また、Aちゃんにかけてるの?」
日「もう、やめとけって。」
……会いたいから。









バン!!っと勢いよく開いた扉
伊「ちょっと!!見て、これAちゃんだよね?!」
タブレット端末を持った千晃。
画面の中には
宇「ん?……これって、秀太のソロのMV??」
伊「うん…………。」
そこに映ってるのは間違いなくAちゃんで……横顔や、後ろ姿だけだけど間違いなくて。








なんで?
結局、二人できてたの?
なんで、秀太とは会っていて
俺には連絡一つくれなかったの。
秀太は、なんで教えてくれなかったの?









モヤモヤがループして
悲しさが押し寄せて
宇「ニッシー……」









伊「あの子、許せないよ。きっと、ニッシーも秀太も利用されてたんだよ!」
日「千晃!気持ちはわかるけど、軽々しくそんなこと言うもんじゃねーぞ」
伊「だって!!これ、今このMVすごい注目されてるの知ってる?!話題の美少女ってすごいネットであがってるんだよ??」
日「だからって」
伊「なんで、ニッシーじゃないの?なんで、秀太なの!!」
宇「利用されてるのが、ニッシーだったら良かったってこと?!」
伊「……そうじゃないけど……」









立ち上がると三人の視線は俺をむく。
隣のスタジオで、撮影してる
リーダーと秀太のところに走った
撮影中の秀太の側に走れば
皆が止めようと来るけど抑えられなくて、秀太の胸ぐらを掴んだ
末「なに?」
まるで、来るのを知ってたかのように
秀太は冷静で、俺の怒りを一層掻き立てた

西「わかってんだろ?どういうこと?」
浦「ニッシーやめろって」
リーダーの手を払ってしまったけど
今じゃなきゃいけないんだ。
末「Aの事だろ?だったら?」
西「Aって……俺に隠れて会ってたの?」
末「だったら?Aは西島の彼女か?所有物か?しょせん、元フェイクだろ?」
西「違っ!!」
末「お前から、離れようとしてたのは気づいてたんだろ?なんでか、お前知らないだろ?知らないだけじゃなく、傷付けて今になって探して……これ以上傷つけんじゃねーよ。」

知らないことの罪→←扉の向こう



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ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。にっしーと幸せになって欲しいです。続き楽しみに待ってます。 (2017年12月16日 19時) (レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - にっしーがいいです!! (2017年12月16日 0時) (レス) id: e0fea040d6 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - にっしーがいいです! (2017年12月16日 0時) (レス) id: 6cae86dad8 (このIDを非表示/違反報告)
紀浚(プロフ) - しゅうたーー!! (2017年12月16日 0時) (レス) id: ed6cd04c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ(プロフ) - にっしーがいいです!! (2017年12月4日 16時) (レス) id: 6faf8cc718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:岩高 | 作成日時:2017年8月16日 1時

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