私の居るべき場所 ページ12
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東京に戻って私は
末吉くんに連れられて
今日出るテレビの局の控え室の扉を叩いた。
ガチャリ
扉を開けるとメンバー全員が揃ってて
伊「秀太！！と……なんで？」
皆の目が冷ややかで
特に隆弘の、顔が見れなかった。
こんなにも、冷たい目を見たことがない
西「説明して。」
声からも伝わる、冷たさ
末「事情があったんだ。だから俺が連れさったんだ。Aちゃんを責めないで」
末吉くん……
伊「なんで？！だからって、なんで秀太が知ってるの？一緒に居たの？」
末吉くんを悪者になんか出来ない。
貴「末吉くん、ありがと。でも、ちゃんと説明する……」
末「Aちゃん……」
貴「隆弘……ごめんなさい。仕事だったのに、急に居なくなって。その間にこんなふうになっちゃって。」
西「で？」
冷たい隆弘の目も、そして千晃ちゃんの表情も……皆が私を見ていた。
貴「あの日……、私の地元の……佐賀の病院から電話があって。父の危篤の知らせだった。」
西「え………」
貴「末吉くんは、家を出たときたまたま…隆弘の家の前で会って…心配して着いてきてくれたの。」
皆の目が変わっていく
貴「父さん、死んじゃって…友引と重なってね……へへ、タイミング悪い人だよね。」
無理に笑ってみせる。じゃなきゃ、このまま泣きじゃくってしまいそうだったから。
貴「私たち父一人子一人だからさ……私しか、喪主できる人も居なくてね」
やばい……もう、限界かも
貴「私の唯一の……か……ぞくだからっ。」
末「もう、良いだろ。わかっただろ！！」
声を荒げて、私を庇ってくれる。
貴「仕事に私情挟んでっ……連絡もいれなくて、ごめんなさ 西「もう、いいから。大丈夫……、キツかったな。よく頑張ったな」」
そう言って抱き締めてくれた。
優しくされると、かえって涙が
止まんなくなる。
貴「隆弘……、私、今の騒ぎが落ち着いたらこの仕事やめてもいいかな……」
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ゆな(プロフ) - こんばんわ。一気に読ませていただきました。続きが気になって仕方がありません。にっしーと幸せになって欲しいです。続き楽しみに待ってます。 (2017年12月16日 19時) (
レス) id: b00ced6101 (このIDを非表示/違反報告)
えりん(プロフ) - にっしーがいいです！！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: e0fea040d6 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - にっしーがいいです！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: 6cae86dad8 (このIDを非表示/違反報告)
紀浚(プロフ) - しゅうたーー！！ (2017年12月16日 0時) (レス) id: ed6cd04c94 (このIDを非表示/違反報告)
ちほ(プロフ) - にっしーがいいです！！ (2017年12月4日 16時) (レス) id: 6faf8cc718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩高 | 作成日時：2017年8月16日 1時
