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＊
「ヌナ.....。
あと、１週間だけ。
今日から、あともう１週間だけ俺に頑張らせて？
１週間後、俺ヌナにまた告白する。
それでもしヌナの気持ちが変わらなければ
俺、諦めるから」
「えっ...」
テヒョンくんの思わぬ発言に、身体が固まってしまう。
きっと私は、テヒョンくんがずっと好きだと言い続けてくれるものだと勝手に思っていた。
でも普通に考えてみれば可能性の無いかもしれない相手を思い続けるのはなかなか根気がいる。
テヒョンくんの事だから、もしかしたら私に迷惑をかけているとかそんな事を思っているのかもしれない。
――――違うよテヒョンくん.....
私はもう、あなたの事が.....
なぜだかこみ上げてくるものを感じて、下唇をぎゅっと噛む。
すると急にテヒョンくんに強く抱き締められた。
「ごめんヌナ、やっぱり嘘....
俺がヌナのこと諦めるなんてできるわけないじゃん...
ヌナ、大好き。愛してる。
俺ヌナの為なら何でもできるよ
ヌナじゃないとダメなんだ.....
Aヌナ....」
ぎゅう、と更に腕に力を込めながら彼は苦しそうに言った。
そっと私も彼の背中に手をまわす。
華奢だけど、男らしい背中。
私も、
私もきちんと彼に思いを伝えなくちゃ。
「ねぇ、テヒョンくん」
「ん....？」
私が呼びかけるとテヒョンくんは私の身体を離し、代わりに手をぎゅっと握ってきた。
「今夜、家に来ない.....？」
ドキドキしながら誘い出すも、キョトンとした顔をしているテヒョンくん。
「ぷっ...あははは！」
そして突然笑い出す。
何なのよ....勇気出して誘ったのに。
「む....」
私がむくれた顔をしていると、それを見た彼は困ったように優しく笑って私の頬を大きな両手で包んだ。
「違うよヌナ。俺毎日来てるのに今更？！って思ったの」
また口角を上げ、にっと笑ってからテヒョンくんは自分の唇を私の唇に重ねた。
「ヌナ可愛い。大好き。はやく仕事終わんないかなー」
「もう、まだ会社に行ってもいないのに」
「まぁね」
じゃあそろそろ行こうか、というテヒョンくんの一言でお互いにお互いの身体を離してからジャケットを着てバッグを持って二人で家を出た。
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さんだんばら(プロフ) - Yellow8938さん» 初めまして！コメントありがとうございます！１年も更新せずすみません(;_;)フォローお待ちしていますね！ (2018年2月11日 20時) (
レス) id: 0f0c29dcee (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - こんばんは！いつも楽しく読ませて頂いてますTwitterフォローしに行きますよろしくお願いします (2018年2月9日 18時) (レス) id: 750a0b77cf (このIDを非表示/違反報告)
さんだんばら(プロフ) - スノーさん» スノーさんご指摘ありがとうございます！ハズしたつもりになってました、ありがとうございます！ (2017年2月27日 19時) (レス) id: 2169796b0e (このIDを非表示/違反報告)
スノー(プロフ) - オリフラついちゃってますよ！！ (2017年2月27日 18時) (レス) id: f6beb8424e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんだんばら | 作成日時：2017年2月26日 19時
