ボケたがり ページ16
坂田side
持ってきたみかんをみんなに配るAちゃん
こたつをグルッと1周して
最終的にみかんを1個持ってこたつに入った
もうツッコまんよ……
想像した魔王とどれだけ違っても……
A「なに話してたの？うらたさん放心してるけど……」
そらる「ねぇ、うらたくんってほんとに300年近く生きてるの？」
そらるさんも信じられないことだったのか
確認するようにAちゃんにそう聞いた
それに対して
Aちゃんはきょとんとし
知らなかったの？とこぼした
彼女にとっては意外だったようだ
A「長い付き合いなんでしょ？気づかなかったの？」
そらる「1番長いのは坂田だけど……」
坂田「う〜ん……昔から大きさは変わってないかな……」
うらた「坂田？何か言ったか？」
坂田「……ううん。ナニモ。」
いけね。口が滑ったわ……
Aちゃん曰く
純粋じゃない魔物には、(うらたさんのような)人に近いものや
獣の姿をしたもの、更には獣の姿から人に変わるものまで
色んな種類がいるのだと
その分、時間の流れも様々で
だいたいは人と変わらないらしい
だけど稀に普通の魔物と同じ時間を生きる者もいて
うらたさんはそれらしい
うらた「聞いてねぇぞ……親父……」
A「街とか見て気づかなかったの？」
うらた「いや……危ないから行くなって言われてて……坂田とあったのも、何週間も帰ってこない親父を探しに街に言ったときで……」
徐々に声が小さくなるうらたさん
なるほど
だから初めて会ったとき、あんなに挙動不審だったんだ……
まふまふ「結局、うらたさんのお父さん見つからなかったんですよね？」
うらた「あぁ。町にもいないし家にも帰ってこないから、まぁ打つ手がないよな」
センラ「だから諦めて町を飛び出したんですか？」
志麻「おい、言い方」
うらた「ちょうど良いタイミングだったから、手紙残して外を探すことにしたの」
諦めたんじゃない！とムッとして言い返すうらたさん
それに対しセンラはさいですか。と肩を竦めてみせた
手紙の流れでAちゃんがプリン？とか
言い出したのは聞かなかったことにしよう
なんでかこの魔王は隙をついてボケようとしてくる
だから収集がつかないんだ……
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三歩止 - しずかさん» ありがとうございます！嬉しいです！もうすぐ続編に行くので読んで下さると光栄です！ (2019年8月28日 22時) (
レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
しずか - このお話、私のタイプどストライクです!!魔王の性格とか私の求めていたものです!!愛読させていただきます。 (2019年8月23日 17時) (レス) id: ef7732b81a (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - フランさん» そう言って貰えると嬉しいです！新作は特に言うこともなかったので1番最後に付け足してみました……！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - さくさん» ありがとうございます！時間見つけ次第更新していきたいと思います！ (2019年7月15日 19時) (レス) id: 7b39290272 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - この作品面白くて凄く好きです……！後新作の報告とかを1ページ使わずに下にちょこんと乗せている所も好きです() (2019年7月12日 0時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：武蔵野 三歩止（ﾑｻｼﾉ ﾐﾎﾄ） | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年2月27日 18時
