僕がちょっと強い刀剣女士になる話 (ページ3)

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「「「ｳﾞｶﾞｧァ゙ァ゙ｯ゛」」」

『よっと‥‥』

２mはあるであろう人型の巨体は私を捕まえようと手を伸ばして来た

それも高速槍並みのスピードで‥‥

それをなんとか避けながら周りに来た時間遡行軍を
斬り伏せていく‥‥数が多いなぁ

担当「へぇ‥‥今の避けるんだ」

！今だ

担当「わぁ～危ない危ない」

あの屑審神者の担当に背後から攻撃した瞬間
何かに弾かれて刃は届かなかった

担当「ちゃんと担当のことは守ってくれよ？審神者殿。戦うのは君達の仕事でしょ〜？」

「「「ｳﾞァ゙ｧ」」」

確実に後ろをとったのに
対応されてしまった
またコレの繰り返しか‥‥

『ﾁｯ‥‥』

担当「えー、その舌打ちやめなよ。怖いよ？」

知ったこっちゃねぇ〜！
舌打ちは怖くてなんぼだろ！
人間の威嚇の一種(？)だぞ！

それにしても‥‥

あの元屑審神者ヤッバ!!
漂わせてる霊力とかもえげつない！

縁が視える側からしたら稀に見るぐちゃぐちゃ具合
ガチで見るに耐えない‥‥禍々しすぎて目痛い‥‥
前に巻き付けた縁よりも遥かに量増えてるんだけど？

この感じ、まるでパッチワークみたいに魂が肉体に縫い付けられている‥‥

肉体もパーツごとじゃないタイプのヤバい
ツギハギ状態だけど‥‥

こんなことただの人間が作ることも従えることも
ほぼ不可能なはずなんだけどなぁ‥‥

コイツ(担当)本当に人間か？

「「「ｱ゛ｳﾞｸﾞァ゙」」」

それにしてもコイツ‥‥

『なかなか強いねぇ』

担当「ふふふっ！君にそう言ってもらえて光栄だよ！」

『‥‥君、僕のこと知ってんの？』

正直言って、自分の逸話は他の刀達に比べて知られているかどうかすら怪しいんだよなぁ‥‥

祀られていた理由は忍の刀で誰も傷つける事なくその使命を果たしたからご褒美的な感じで祀られていただけだし、そんなに有名でもなかったはず‥‥

知ってたらかなりマニアックだと思う
それを知ってるのかコイツ

担当「あぁ！勿論だとも！」

担当「なんせ俺の使っていた駒を扱いやすくしてくれた、様々なモノを清めると言われる縁切りの刀！
その力は凄まじく、どんな呪物や怨霊と縁を持ってしまっても善行を働いていれば必ず断ち切って清めてくれるという話が有名だね！

そして何より！