高校生がちょっと強い刀剣女士になる話

21,その頃　　　　審神者 ページ31

一方その頃、




「っはぁはぁはぁ‥‥」


私は全速力で元いた部屋に戻り、結界を貼ったまま布団の中に潜り込んだ。

今思い出しただけでも震えが止まらない‥‥


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『やっぱり審神者でない僕だと少しずつしか浄化出来ないな‥‥
あー！もう！縁じゃないから斬るの面倒くさいな!纏わり付いた穢れだけ斬るのなかなかしんどい‥‥
敵みたいに穢れと一緒に斬れたら楽だったのに‥‥

で、そこにいるのはダレ？』


「っ！？」


国「見つけたぞ、雪」


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いやほんとに、怖かったよー(⁠´⁠；⁠ω⁠；⁠｀⁠)
あっぶなかったー！
バレたかと思ったー！



そうだよね！
研修先の先輩から自分より上手いって褒められた
お墨付きの結界がバレるハズが無いよね!?


いや、あの時山姥切国広さんがバレてただけだったから逃げる必要無かったのか‥‥？


いやいやいや、そうだとしてもあの美人からの冷たい目線の睨みは滅茶苦茶怖いっ！

あれ完全に殺人鬼と同じ目してたよ！
殺人鬼に会ったことないけども!!







というか、あの人は一体誰なんだろうか‥‥
広間に挨拶をしに行った時、あんな人は見かけなかったハズだ‥‥

山姥切国広さんが“雪”って呼んでいたけれど、
名前、だよね？


雪‥‥
キラキラと光る綺麗な白髪に
全てを映し出すかのような空色の目‥‥
刀剣男士にそんな方いたっけ‥‥？


それに、あの人？が言った言葉も気になる‥‥


「‥‥そうだ、先輩方に聞いてみよう」


私が建てたスレには先輩の審神者の皆さんに、ブラック摘発隊？という組織の人が居るのだから少しはわかるかもしれない‥‥

それに、安価をしてから顔を出していないし‥‥



そういえば、安価から大分時間経ってるよね？


大体夕方くらいに建てたから‥‥
あれ？私ワンチャン死んだコトになってそうだな？

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