【ハイキュー】包帯少女のバレー部日和

ごわ ページ6

部活終了後、澤村さんの声でみんなが集められました。




なんでも大事な話があるとか。




「えー…みんな知っているかもしれないが、




今度、合宿をします」




「「おおおーーっ!!」」




「澤村さんっどことですかっ?」




日向くんが目をキラキラさせて尋ねます。




音駒の孤爪さんに会うのが楽しみなんでしょうか。




「えっとー…音駒、青葉城西、梟谷、それと伊達工だな」




『多いですね』




「まあな。今回は多くの学校と交流を深めろということらしいぞ」




澤村さんから発表があった後、全員わいわいはしゃぎ始めました。




「…またマネージャーのみんなにも会えるね」




「っは、はいっそうですネっ!!」




『谷地さん、緊張するのが早すぎです。まだ時間ありますから、緊張ほぐして下さい』




「ひゃっひゃいっ!!」




…心配です。




「まあともかく、3〜4日くらいらしいから。今度の休みからだな。ちゃんと準備しておくように!!






あと、勉強会もするから、勉強道具持ってこいよ…?」




…あの時の澤村さんの恐ろしいったらありませんでした。




騒がしくなりましたが、その後ちゃんと後片付けをしてみんな家に帰りました。




























「…ただいま」




家に入り、鍵を閉めてポツリと呟きます。




靴を揃えてリビングへ行くとにゃーという鳴き声が聞こえてきます。




「…ただいま、リア。暗かった、でしょ」




すり寄ってくる猫を抱き抱えて電気をつけます。




慣れない話し方でリアに語りかけます。




…ああ、晩御飯もまだだったな。なんて考えながら。




包帯をするりとといて洗濯カゴにいれ、ご飯の準備を始めます。




その間もリアは私の足にすり寄ってにゃーにゃーと鳴き続けます。




まるで俺がいるぞ!とでも言っているようです。





「……あり、がと。リア」




伝わっているのか、にゃーと少し機嫌良さげに鳴きます。




…でもどうしましょう。




合宿は3〜4日と言っていました。




その間、リアはここに居させる訳には行きません。





















合宿中にでも預かってくれる人がいないものでしょうか。




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主人公ちゃんは猫を一匹飼っています。



あと、家族は弟だけということで…!!(両親は他界しています)



よろしくお願いします!!

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