じゅういちわ ページ12
「てめっリエーフ!失礼だろうがッ!」
リエーフさんに言われた途端、夜久さんの拳が火を吹きます。
バゴンッ!と凄い音が聞こえてきました。
「いッ…!痛いっスよ夜久さん!」
「今のは無いわリエーフ」
ニヤニヤしながら近寄ってくるのは音駒の主将さん。
…第一印象、頭が凄い、ですね。
「まあコイツ、此処来る前にホラー映画見たから、許してやってくれ」
「すいません…」
『いえ、気にしてませんから』
そう書いて見せるとびっくりして
「え、話せないの?ですか?」
と言われます。
『まあ。それにしても大きいですね。
後、多分同学年なので敬語を使わなくてもいいですよ』
言うと夜久さんと主将さんには驚かれ、リエーフさんには目を輝かせられます。
「え、一年なの!やった!敬語苦手なんだよ。ありがとう!」
「一年なんだ…二年かと思った」
「俺もだ黒尾…」
ふと思い出したようにリエーフさんが聞いてきます。
「あ、ねえ君名前は?」
「あ、そう言えば俺も聞いてなかった」
確かに言ってなかった気がしたのでメモに書いて見せます。
『烏野高校一年バレー部マネージャー寺田Aです。
まだ"始めて間も無い"ので色々教えてくれたら嬉しいです』
「……え」
しばらくの沈黙の後、夜久さんが口を開きました。
「他校を徹底的に調べておいて…始めて間も無い…!?」
「そんなの経験アリのマネージャーでもするか…
経験あんのか?」
『いえ、別に経験は無いです』
そう答えるとピシッと固まる主将さん(黒尾さん?)と夜久さん。
「えースゲエA!俺も初心者だよ!」
『初心者というのは見て分かります。
ただ、どこまで伸びるかは分からないので、頑張ればトップクラスの選手になれるかもしれませんね』
リエーフさんにそう言うと主将さんと夜久さんがギギギとこちらに顔を向けます。
「ま、マジで言ってんのか、それ?」
『はい。きっと良い戦力になります』
言うと主将さんが口を開けて＿
「＿＿＿ウチのマネージャー、いじめないでくれます?」
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狼(プロフ) - 夜巾恵美さん» うわああああ！ありがとうございます！更新頑張らせていただきますね！ (2016年11月7日 18時) (
レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
夜巾恵美 - 面白いです！！更新待ってます！ (2016年11月7日 18時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - クロムさん» ごめんなさい！これから直して行きますね！ (2016年11月5日 18時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - ウイさん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2016年11月5日 18時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
狼(プロフ) - まりんさん» ご意見ありがとうございます！そうですよね…反省します。今度から少なくするよう努力します！これからもよろしくお願いします！ (2016年11月5日 18時) (レス) id: 487fc714f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狼 | 作成日時：2015年10月1日 17時
