【ハイキュー】包帯少女のバレー部日和

じゅうわ ページ11

「龍!元気だったか！」




「おうよ！当ったり前だ！」



「研磨久しぶり！」


　

「うん…久しぶり」


　

音駒高校と一番先に会いました。


　

皆さんそれぞれ仲のいい人達と話しています。



　
ちなみに私は初めてお会いします。


　

マネージャーさんも居ない様なので、とても緊張します。



　
「あれ、マネージャーさん増えて…ッ!?」



　
何故か私を見た人が固まってしまいます。


　

包帯を巻いているのでそのせいでしょうか。



　
その人の声で一斉に皆さんが此方を見ます。




　
「ああ、新しく入った寺田Aだ。包帯してるけどいい奴だぞ」



　
澤村さんが紹介してくれるので、会釈します。



　
「へ〜新しく入ったんですか。いいですねウチには入らないのに」


　

トサカ頭の先輩が胡散臭い笑顔を張り付けて向かってきます。



　
「あはは、それ程でもないですよ〜」


　

澤村さんもニコニコしながら返します。



　
何故か二人の間に火花がみえます。


　

『あの、先程から気になっているのですが』


　
聞きたい事を聞こうと思い話しかけると皆さんに比べて背の低いひとが聞いてきます。



　
「ん、喋れないのか?」



　
『はい。あの背が190はありそうな灰色の髪の人は誰ですか?


　

前の練習試合の時には居なかったと思いますが』



　
「…お前あの時いなかったよな。わざわざ確認したのか?」


　

『はい。いずれ闘う事になると思ったので』



　
ポカンとした顔から楽しそうな笑顔になります。



　
「そっか。あ、俺の名前言ってないよな。俺は夜久衛輔！


　

で、アイツ呼べばいいんだっけ。ちょっと待ってくれ」



　
そういって灰色君を呼びに行ってしまいました。


　

…名前を確認したかっただけと言うのを忘れてしまいました。



　




　



　


　


　




　



　


　
「ええ〜何ですか夜久さん！」



　
「いいからこっち来い！」



　
…なんというか…。



　
夜久さんと灰色君の身長差がえげつないです。



　
私も夜久さんと同じくらいなのでこんな感じなのでしょうか。


　

そして灰色君が私を見てびっくりしたように一言いいます。


　





　


　


　

　
　


　
「うわ、ミイラの女バージョンだ！」



　
…流石にそれはどうかと…。

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