迷子 ページ5
@mobmob
たまたま用事があって某大型ショッピングセンターに行ったら浅沼さんとAさんと息子さんらしき子達が迷子になったちびっ子をあやしてた。
@mobvalue
なにそれkwsk
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貴方side
春休み最後の土日
月曜日からは新学期が始まる大智と秀斗の買い物をするために家族でショッピングセンターに来ていた
『流石にこの時期は混んでいるのね』
浅「そうだなぁ。人混みに流されないようにな」
大智「俺と秀斗はまだ大丈夫だけど、父さんと母さん気をつけてよ」
秀斗「そうだな。バレたら凄いことになりそう」
一応変装のつもりでメガネをかけている私と帽子をかぶって顔を見えにくくしている晋さん
だが、普段からこんな格好をしているためにあまり隠しきれていない気もする...
『まぁ、この人混みだし周りも自分たちのことで精一杯だろうから大丈夫よ』
秀斗「ならいいけどさ」
大智「あ!ちょっと止まって!部活の物見たいからこの店入っていい?」
浅「おう。じゃあ俺達はここら辺で待ってるからな。」
「はーい」と返事をしてスポーツショップに入っていく大智と秀斗
流石に混んでいる店に入る勇気は無かったため2人で近くのベンチに座る
『ふぅ、一息つけそうね。』
浅「それにしてもここまで人が多いとは...油断してたわ」
『最近はこんな所も来れてなかったからねぇ。私たちよりも2人の方がお店とかの方に詳しそうだわ(笑)...あら?あの子1人かしら』
浅「ん?」
喋っている時にふと反対側のベンチの方を見ると小さな男の子が1人ポツンと立っていた
『ちょっと声をかけてくるわ。迷子かもしれない』
買い物袋を晋さんに託して1人で反対側のベンチへ向かう
近づいてみると思っていたよりも小さかった
4、5歳ぐらいだろうかその顔は不安でいっぱいだ
『こんにちは僕。1人かな?』
しゃがんで目線を合わせて話しかける
「う、うん。おかあさんとはぐれちゃった...」
『そっかぁ、君とお母さんのお名前言えるかな?』
「ぼくは北島航太...おかあさんは北島香っていうの...」
浅「A!大丈夫そうか?」
買い物を終えたらしい大智と秀斗、そして晋さんが小走りでやって来た
「ふぇっ...おねえさんこのひとたちだれ?」
一気に3人の大男が来たことにびっくりした航太くんが袖を掴んで私の後ろに隠れてしまった
『この人たちはねぇ私の家族なのよ』
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ななみ - 鬼滅の刃好きなので嬉しいです。 (2019年8月9日 13時) (レス) id: 1d8c7e48b1 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 双子可愛すぎます!双子に翻弄される浅沼さんも可愛いです。 (2019年7月24日 11時) (レス) id: 6726c83956 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 一期一会読ませて頂きました。こんな出会いだったんですね。素敵です!浅沼晋太郎さんの、告白が可愛いです! (2019年7月8日 6時) (レス) id: dfca264758 (このIDを非表示/違反報告)
香織(プロフ) - 一期一会読みました!最高すぎてにやけ止まりませんでした(;_;)笑 (2019年7月8日 1時) (レス) id: 3b6497bb9f (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - もうやばいですよ!読んでいて、ニヤニヤが止まりません!いつもこんな素敵なお話を書いてくださりありがとうございます。これからも読み続けます! (2019年6月30日 18時) (レス) id: dfca264758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラララちゃんですよ〜 | 作成日時:2019年4月2日 0時