浅沼家の日常4

箱根合宿 ページ33

貴方side


小友「じゃあ皆さん一緒に行きましょう。行きますよ？せーのっ箱根に来たー！




...って皆さんやってくださいよぉ〜」


早速、小野くんいじりで始まった箱根ロケ


こんなんで大丈夫かなぁ(笑)


で、私が演じる水戸蓮くんは青道高校では無いため特別ゲストとして、カメラさんの横で待機中です


小友「では自己紹介も終わったところで特別ゲストの紹介をしたいと思います！お願いします！」


小野くんの掛け声とともにカメラの前に出る


『稲城実業高校2年、水戸蓮役の玉城Aです！今日はよろしくお願いしますっ！！』


さっきの6人のように元気よく自己紹介をしてみた


何故か後ろからすごい爆笑が聞こえてくるけど、面倒だから放っておこう


ちなみに今の服装は上下白に赤のラインが入ったジャージです


稲実のユニフォームを意識しています！







オープニングトークも程々に早速旅館の方へむかうことに


移動中に何度も小野くんが川に落とされそうになってたのは本当に爆笑した


さっき、私の挨拶の時に爆笑した罰だね






さっきの場所から旅館はそう遠くなく歩いて数分程度で着いた


そして旅館に着くやいなや


スタッフ「Aさんの浴衣はこれです」


と、一色の浴衣を渡された


どうやら今日一日は浴衣でロケをするらしい


時間もあまりなかったために直ぐに着替える


『おぉ、これも稲実カラー』


用意された部屋から出て足湯のところに向かうとそこには既に男性陣が揃っていた


櫻「おっ、Aちゃんも着替えてきたね」


逢「稲実カラー、似合ってますね！」


花「赤の羽織もいい感じです！」


『皆さんも似合ってますよ〜！カッコイイです』


青道メンバーは灰色に模様の入ったお揃いの浴衣


背中には背番号が書かれていた


浅「あれ？Aの背番号は？」


『あぁ、羽織の下にあるの。ほら。』


そう言って袖を通したまま羽織を肩から落とす


浅「っ、A、それは俺がいないところではやるなよ」


『え？えぇ。わかったわ』


いきなり肩を掴まれ羽織を戻された


どうしてかしらね？


下「(うわぁ、無自覚って怖ぇよ)」


小友「(浅沼さんも大変だなぁ)」


櫻「(よし、なるべく浅沼くんの近くから離さないようにしよ)」


みんなして黙り込んで悟ったような顔をしてどうしたのかしら？


スタッフ「では足湯でのロケ始めまーす！」


『はーい』

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