浅沼家の日常7

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貴方side

秀斗「へぇ〜。2人は京都に行ったんだ」


浅「そうそう、楽しかったなぁ。今度は4人で行かないとな」


大智「母さんのお腹の中にいたから実質4人だったんだけどな。でも、修学旅行でしか行ったことないからまた行きたいな」


アルバムを見ながら話す3人


急にアルバムを引っ張り出してきたから何事かと思ったけど新婚旅行の話をしていたのね


秀斗「で！最後に行った神社の占い！どうだったの？」


浅「あぁ。それはな…」


『実物を見せた方がいいんじゃない？寝室にちゃんと保管してあるわよ』


大智「見たい！見せて！」


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『はい。この中に入っているわ』


浅「藁に節があったら男の子、なければ女の子っていう占いだからな」


大智「秀斗、開けるよ」


秀斗「うん」


2人は恐る恐る木箱を開ける


大智秀斗「あっ！！」


大智「節がある！この占いすごい！」


『まぁ、占いだから100％信じていたわけじゃないけど、本当に男の子だった時は驚いたわ』


秀斗「えっ、すごい！」


浅「占いは当たるし、ご利益のおかげか健康体で産まれてきたし。本当、あの時行ってよかったわ」


『そうね。双子の出産だからビクビクしてたけど、行ったあとからは心が楽になってたもの』


秀斗「新婚旅行がこんなに大きな出来事に繋がるとか思ってもなかったわ」


占いの結果が当たっていたのも、無事に双子が生まれてきたのも、偶然だったかもしれない


でも新婚旅行のおかげでこうなったって思ったら、私は相当幸せものだと思う


『今度は4人であの神社にも行こうね』


大智「いいね！楽しみ！！」


浅「久しぶりの京都だからな〜。今度は寺巡りするのもいいかもな」


『お抹茶の旅もいいかも。美味しいお店が増えてるだろうなぁ』


秀斗「俺は体験するやつとかやってみたい！」


早速行きたい場所をリストアップし始めたうちの男衆


今では晋さんも声優のお仕事をしているからスケジュール合わせをするのはあの時よりも困難になっているのは確か


でも今回も絶対に休みをもぎ取って、今度は3泊以上するのも良さそうね


『あ、私はここも行きたいわ』


なんだかんだ言って予定を立てている時が1番楽しいのかもしれない


今度の京都はどんな風になるのか、今からとっても楽しみだわ！

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