浅沼家の日常3

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貴方side

鎌倉でのロケは本当に楽しかった


あの後、3人で着物を着て人力車に乗ったり


小町通りで食べ歩きをしたり


最後にはアニメにも登場する鶴岡八幡宮で収録が順調に進むように祈願までしてきた


そして今は最後のまとめの撮影をしている


鈴「さぁ、一日鎌倉を巡ってみたわけですがどうでしたか？」


宮「僕人力車に初めて乗ったんですけど、大人3人も乗れるんですねあれって(笑)」


『確かに(笑)私は着物を着て色々食べ歩き出来て良かったです！』


鈴「まだまだ、語り足りないところですがここで重大発表があります！」


『えっ、なになに？？』


鈴「その前に、ディレクターさんこっち来て」


そう言って鈴村さんが私たちの横に連れてきたのはさっきコーヒーを入れてくれたディレクターさん


コーヒーを入れてくれた後も撮影の合間に細かな指示をしてくれたり、私たちの要望に応えてくれて本当にいい撮影にしてくれたと思う


鈴「はい、じゃあこの人について何か思ったことはないですか？？」


『え？いや、いいディレクターさんだなぁって思いましたよ』


宮「コーヒーも入れてくれましたもんね！」


『...そういえば、なんで私が1番好みなコーヒーを作れたん.....え？嘘...』


鈴「そろそろ帽子とってもええんちゃうか？」


鈴村さんのこの言葉でディレクターさんは被っていた帽子をゆっくりと取った


『えっ、えぇ！？？なんでここに！！！』


浅「どうもー、浅沼晋太郎でーす。」


宮「ということで！！」


鈴、宮、浅「ドッキリ大成功！！！」


その瞬間スタッフさんからも拍手が上がる


『え？ずっとここにいたんですか？』


鈴「はい。今日一日浅沼くんにはディレクターに変装してもらってロケに潜入してもらいました〜」


浅「途中何回もバレそうになって焦りましたよ(笑)」


宮「Aさん、すごい勘がいいですからね〜。こっちも何回もヒヤヒヤしてました」


『いや、全然気づかなかった！だってすごく近くで話しましたもん！』


鈴「浅沼くん、必死に声変えてたもんな」


浅「Aも気づかない声ってそんなに無いですもん」






鈴「えー、ということで今日はありがとうございましたー」


宮、浅「『ありがとうございました！』」


鈴「これからもアニメprimary colorsをよろしくお願いします！」


浅「新シーズンからは僕も新キャラとして出演します！」


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