浅沼家の日常2

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貴方side

朴「それは嬉しい。これからもよろしくね。」


『はい！』


それじゃあ、と一言言うとスタジオから出る璐美姉さん


相変わらずリアルでもカッコイイ人だ


花澤香菜「Aさ〜ん！お久しぶりです！！」


次に私に話しかけてきたのは花澤香菜ちゃん


彼女は今回からの新メンバーで、新米侍女アグネスを演じる


『香菜ちゃん！本当に久しぶりねぇ。この前言ったお店には言ってくれたかしら？』


花「はい！教えて貰って直ぐに悠木碧ちゃんと行ってきたんですよ。とっても美味しくてあれから何度も通ってるんです！」


『そう！今度は違うところ教えるから一緒にランチしに行きましょ！』


花「いいんですか？！ありがとうございます！」


そう言うと香菜ちゃんもスタジオを出て行く




話す相手がいなくなり暇になったので再び台本を読むことにした


すると、突然台本に人影が映る


『！安元さん！それに速水さんまで！』


安「いやぁ、人気者のAちゃんにはなかなか近づけなくてねぇ」


速水奨「やっと僕たちの順番が回ってきたね」


『待たせてしまっていたんですか？！すみません』


先輩方を待たせてしまっていたとは...


やってしまったなぁ


速「いやいや、丁度二人で話す事も無くなってきてたから良かったよ。」


『そうだといいんですけど...あ、そう言えばお二人共今度の試写会に出席するんですよね？』


安「そうそう。まだ、収録も始まってないのにね(笑)」


『しかも10ヶ国同時上映らしいですね。今考えると相当ヤバい作品に10年以上も関わっていたとは...』


速「そのことなんだけど、初期からのメンバーは外国にも舞台挨拶に行くらしいよ。」


安「『え？！』」


隣を見ると安元さんも驚いた顔をしている


『...安元さん、知ってました？』


安「...今初めて知った。」


何故速水さんがこのことを知っているのかは分からないがニヤリとしていることから、まだ誰も知らない情報だったのだろう


櫻「なんか今、すごい情報が聞こえてきた気がするんだけど」


石「それって、僕も行くことになってるの？」


朴「そんなに嫌そうな顔しないでくださいよ。石田さん。」


石「いや、Aがいるなら別に嫌ではないけど...」


速水さんの言葉を聞き付けて人が集まってきた


宮「外国かぁ楽しそうっ！」


福「スケジュールやばそうだなぁ笑」


とうとう初期メンバーが揃った







とにかく、完成まで頑張るしかないか…！

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