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貴方side
それからは本当に慌ただしかった
夕方になってからは続々と人が集まってきてあんなに広く感じた家の中が狭く感じた
「Aちゃん久しぶりねぇ。お仕事も頑張ってるの、毎日見てるわよ〜」
「それにしても本当に可愛いわよねぇAちゃんは。昔から変わらないわぁ」
「Aは学校でも人気者だったんだから!!」
台所に行けばおばさん達や歳の近いいとこ達に声をかけられ、
「おぉ!!A!お前も呑め呑め!」
「晋太郎くんもいける口かぁ!」
広間に行けば酔っ払ったおじさん達に絡まれた
更には
「初めまして、〇〇の妻です。」
「A姉さん、俺の奥さんと子供だよ。」
『あぁ!葉書で見たわ!あらぁ、歩けるようになったのね〜』
こんな感じでてんやわんやの状態だった
大智「ほんとに凄いな」
秀斗「軽く50人はいるんじゃ...」
「大智!秀斗!こっちで話そうぜ!!」
大智秀斗「「おう!」」
大智と秀斗も歳の近い親戚たちと打ち解けられたようだ
『大丈夫?無理してない?』
台所仕事も一息ついて晋さんの横に座る
浅「大丈夫。Aもお疲れ様だな。」
『ちっちゃい頃からやってるからね(笑)慣れたわ。大智と秀斗も仲良くやってるみたいだし』
浅「前に来た時よりも増えてるよな」
『えぇ。何年か前に大学生だったグループが今じゃみんな立派に社会人やってるみたいだからね。ちびっこ達が誰の子供なのか見分けがつかないわ(笑』
浅「この家は少子高齢化なんて無さそうだな(笑」
『確かにその通りね(笑)』
色々と大変だったがなんだかんだでとても楽しかった
しかし楽しい時間はあっという間でもう夜の10時を回った
「今日はご馳走様〜。Aちゃん達も元気でね〜」
「たまにはこっちで呑もうや!」
「大智!秀斗!東京でも元気でな!」
あんなに居た親戚たちも次々と帰っていき、家には私たちしかいなくなった
貴父「いやぁ、新年早々から楽しかったな」
次男「知らないうちに増えてただろ(笑)」
貴母「A達はこれからどうするの?」
『私達はホテルに泊まるわ。また明日来るわね』
長男「明日帰るんだったか?」
浅「はい。明日の夜には羽田に。」
『私も晋さんも直ぐに仕事が始まるからね。』
貴父「売れっ子は忙しいな。大智と秀斗は寂しい思いしてないか?」
大智「俺達は大丈夫!」
秀斗「父さんも母さんも夜までには帰ってきてくれるしな!」
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お萩 - 1の時から見てます!私も沖縄生まれ沖縄育ちなので嬉しいです!(o^^o) (2020年5月16日 21時) (レス) id: c552ee304d (このIDを非表示/違反報告)
如月木々(プロフ) - 1の時からずっと楽しく読ませて頂いています!続編の更新も楽しみにしているので無理をしない程度に頑張ってください! (2018年12月9日 21時) (レス) id: 78f4055aa5 (このIDを非表示/違反報告)
あんり(プロフ) - 続編おめでとうございます!! ゆっくりでいいので、更新頑張ってください! (2018年12月9日 19時) (レス) id: e2eb4a4c26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラララちゃんですよ〜 | 作成日時:2018年12月9日 17時