授業にて ページ34
ここは、大智と秀斗が通う都内某所にある中学校
大智と秀斗のクラスである2年4組では国語の授業が行われていた。
教師「じゃあ今から羅生門のＣＤ流すからなー。寝るなよー。」
どうやらこれから小説の朗読ＣＤを流すようだ。
教師がラジカセにＣＤを入れて再生ボタンを押す。
すると、
『《羅生門、芥川龍之介。
ある日の暮方の事である。一人の下人が_______》』
大智秀斗「「！！！」」
ラジカセからは彼らの母親であるAの声が流れてきた。
これには2人も驚く。
生徒1「これってAさんの声じゃない？？(ﾋｿ)」
生徒2「やっぱり？！何か似てると思った！(ﾋｿ)」
生徒3「これは、絶対に寝れないよね！(ﾋｿ)」
アニメをよく見る生徒達がヒソヒソと話し出す。
しかし、Aの知名度はここで止まるわけもなく、
生徒4「この声の人この前めざ〇しテレビに出てたんだろ？(ﾋｿ)」
生徒5「俺もCMとかバラエティ番組で聞いた事ある(ﾋｿ)」
普段の番組でもよくナレーションをしているAの声は多くの生徒に知られているようだ。
声優にとって知名度は大事なものである。
しかし、大智と秀斗はそう思ってはいないようだった
大智「(クソっ、母さんの声が聞こえにくいじゃんかよ)」
秀斗「(母さんの声を俺達が独り占め出来たらいいのに！)」
どうやらこの2人、極度のマザコンなようだ。
まぁ、確かにAの包容力と優しさに常日頃から触れていて、尚且つ父親である浅沼晋太郎と毎日バチバチしていればそうなるのも頷ける。
大智秀斗「「(あー！もう！こいつらうるさい！！)」」
大智と秀斗の怒りが頂点に達しようとした時
教師「おーい、ちゃんとＣＤ聞けよー。1回しか流さないからなー」
生徒達「え？！ヤバっ聞かなきゃ」
まさに鶴の一声。教師の一言ですっかり静かになった。
大智「(たまにはやるじゃん！先生も)」
秀斗「(でもまぁ俺達は)」
大智秀斗「「(家で何かの理由つけときゃ、読んでもらえるんだけどな。たまに父さんに阻止されるけど。)」」
どこまでも腹黒い双子であった。
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普段より更新速度が落ちてしまい申し訳ありません
なんせ作者、来週期末テストがあるのです
海外研修で1週間学校に行っていない作者にとってはヤバすぎる状況なのです
テストが終わるまでは、この速度でご了承ください
2018年11月14日
ラララちゃんですよ〜
ラッキーアイテム
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ラララちゃんですよ〜(プロフ) - 夜空さん» ！！！！！ご指摘ありがとうございます。訂正しておきますね。 (2021年11月19日 13時) (
レス) id: 33d225a969 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - これから読ませて頂きます！少し気になったのですが文豪ストレイドッグス迷ヰ犬怪奇譚（談(だん)ではなく譚(たん)）だと思います (2021年6月22日 10時) (レス) id: 0e82caa2a7 (このIDを非表示/違反報告)
命に嫌われてるから死んでしまいたい闇夜(プロフ) - このシリーズが大好きです！ (2020年2月13日 1時) (レス) id: 3eee18692e (このIDを非表示/違反報告)
ラララちゃんですよ〜(プロフ) - 前野って言う苗字になるって言うのが夢。さん» 今まで全く気が付きませんでした！ご指摘ありがとうございました！ (2019年4月2日 11時) (レス) id: 11ce528f1b (このIDを非表示/違反報告)
前野って言う苗字になるって言うのが夢。 - 息子さん達の設定のところで秀斗くんの職業が身長になってますよ！浅沼さん好きなのでニヤニヤしてみてます！応援してます (2019年3月24日 17時) (レス) id: 01e6de806b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラララちゃんですよ〜 | 作成日時：2018年10月9日 23時
