浅沼家の日常12

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寒いのはそこまで嫌いじゃない。だって、冬のオシャレを楽しめるから。

沖縄出身の私にとって冬のファッションは憧れそのもの。
風の影響で冬は意外と寒い沖縄だけど、上京して初めて冬のオシャレというものを楽しめるようになった。

でも、ここまで寒くなくてよくない？雪まで降ってきたし。

珍しく東京でも積雪8センチが予想されたこの日、あまりの寒さに家から出るのにも一苦労した。
寒い、というか痛い。

寒さに憧れていたあの頃の私へ。寒すぎるのも考え物です。雪なんてもってのほかです。
こりゃあ将来岩手に移住しようなんて言われても絶対に無理。
生きていける気がしません。県外出身の方、本当に尊敬します。

と、まぁこんな感じで寒さ痛さと戦っている一日。

幸い、スタジオは暖房が利いていて温かい。でも、一歩外に出たらそこは地獄。
しかも、駐車場はスタジオから少しばかり離れているため、近くのお店で食糧を調達するにも徒歩しか手段がない。

昼休憩、外出たくないなぁ。でも島さんにお使いを頼まれてるんだよなぁ。

午前の収録が開始する前から頭の中は昼休憩のことでいっぱい。

寒いのやだな。今なら寒さに対して[ﾋﾟｰ]とか[ﾊﾞｯｷｭﾝ]とか、いくらでも暴言吐けそうな気がする。
よし、今日は極力黙っておこう。雄馬くんに悪いしね。

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内田「え、寒すぎて暴言吐きそうだから黙ってる？」

島田「あいつ寒いのダメでさ、しかも今日雪予報だろ？セリフ以外はNGワード連発しそうで申し訳ないから黙ってるって言ってたぜ。」

内田「よかったぁ…。」

島田「あ、もしかして怒ってるって思った？」

内田「そりゃそうですよぉ。いつもと様子が全然違うんですから。」

島田「はっはっは。でも年に一度あるかどうかの激レアAだよ。よかったな！」

内田「いいけどよくないです！声優人生終わったと思いました！」

島田「大丈夫、大丈夫。戻ってきたらケロっとしてるはずだから。午後はいつも通りになってるよ。」

内田「？」

『戻りました〜！あ、島さん来てたのね。雄馬くん、温かいスープ買ってきたからお昼にしよ！』

島田「な？」

内田「な、何で？？」

島田「何年マネージャーやってると思ってんだ。アイツのツボなんて知り尽くしてるっての。」

そう言った島田さんの鼻はほんのり赤くなっていた。

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@Tamak!_staff
マネさんに頼まれてお使いに行ったら小さい雪だるま見つけた！かわいい！！ 【玉城】
[ミニ雪だるまの写真]

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