あの日の約束 Ⅱ (ページ6)

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赤side

『訴え続ける』

それに気づいた俺たちは戦いながらもひたすらに作間に訴え続けた。

赤｢おいっ！作間！！目を覚ませよ！俺と一緒に買い物とか行ったじゃん！覚えてないの？！｣

青｢トレーニングに付き合ってくれたよね？！またしようって…またしようって言ったじゃん！｣

白｢作間ぁぁあああ！お前！イチゴの唐揚げ、また作ってくれるって約束したじゃん！また作ってよ…！！｣

緑｢作ちゃん！！まさか忘れてないよね？！5人でずっと一緒にいる、っていう約束！！｣

紫｢…！｣

ﾋﾟﾀｯ

がりさんのその言葉を聞いた時作間の動きが止まった。

そして、涙を流した。

紫｢…俺は…なにを……｣

もうさっきまでの機械みたいな作間じゃない。

白｢…作間！｣

優斗が堪らず抱きしめる。

紫｢…俺…みんなに攻撃してた…？なんで…？！…ごめん、、なさい…｣

緑｢…多分だけど…操られてた｣

紫｢…操られてた…？…！もしかして…！｣

赤｢思い出した？！｣

紫｢…思い…出した…けど………｣

ﾊﾞﾀﾝｯ

青｢えっ！？作ちゃん！作ちゃん！｣

白｢息は…ある。疲れたのかも…｣

緑｢しょうがないね！基地に帰ってからゆっくり話聞こう？｣

赤｢そうだね。｣

青｢夕飯作間の好きな物作ろうかな。｣

白｢おっ！それいーじゃん！！楽しみー！｣

緑｢…別に作ちゃんの好きなものを作るのであって優斗の好きなものを作るんじゃないけどね…笑｣

白｢でも楽しみだから！！｣

赤｢…俺も。楽しみだな｣