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紫side
驚いた。
赤「優斗は…裏切ってなかったんだよ！！」
紫「俺…優斗に酷いことしたかも…」
赤「俺も…。俺さあいつが許せないんだけど」
紫「それは俺も同じ」
赤「…潰すか」
そう言って俺らは作戦を立て始めた。
紫「まず…あのままあそこにいるとは考えづらい。だから場所から調べないと。」
赤「…俺が鼻歌でも歌っとけば操作できたのに」
紫「過ぎたことを後悔しても仕方ないよ。しかもあの状況じゃ歌えなかったって。あの倉庫A国のものだった。だから、ハッキングして調べれば…いた」
出てきたのは…
赤「えっ！こいつあれじゃん。なんかの賞とったA国の科学者」
紫「そう。たしか能力系の研究でとったんだよその賞」
赤「ふぅーん。それ国に言ったら居場所教えて貰えないかな？」
紫「いや、ここで調べられる。こいつまだあの倉庫返してない。」
ごちゃごちゃと研究の物を置いていたので返すのが遅れているのだろう。
赤「じゃあ今行けば…。」
紫「作戦案としては真っ向から行かない方がいい。」
赤「あいつも能力者だだから、だよね？」
紫「正解。あいつの能力は縛り上げる感じだった。条件は…自分の存在に気づかれていない場合。」
赤「じゃああの時誰でも狙えたってことか。てかそんなん調べられるんだ、すごいね」
紫「まあ、国の情報こっそり見てるから…。つまりあいつの存在をわかっていればいいんだ。背中合わせで行けば…」
赤「おっけい！行ける気がしてきたじゃん。」
紫「俺がハッキングしている時に入る。中では絶対背中合わせ。瑞稀くんはなるべく鼻歌を歌っておく。これで行こう。」
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作者名：もか | 作成日時：2020年5月5日 16時
