検索窓
今日:18 hit、昨日:3 hit、合計:17,048 hit

episode8 日記 ページ42

白side

白「んっ?」

今日X隊には何も任務がなかったはずなのに、寮には手紙が来ている。

『A国の西側の大きな倉庫に行くように。J国に攻め入ろうと計画している組織がいる。かなり古く錆びれているので気をつけて行って欲しい。』

という内容だった。

(緊急の任務…?)

そう思い俺は仲間に伝えた。




あれからすぐに基地を出た俺らは今、A国の倉庫の近くにいる。

紫「なんか気味悪いね」

青「ね〜…出そうだよね」

白「…えっ?」

赤「ほら〜優斗がびびるからやめてよそういうの」

青「ごめんごめんw」

緑「でも出そうだよね本当に」

紫「出たとしてもそれは何らかの能力だから大丈夫でしょ」

という作ちゃんの発言を聞いて少し安心した。

紫「じゃあ入るよ。作戦は大丈夫だよね?なるべく5人でまとまること。この任務の目標はここにいる組織の壊滅。見たところ、敵はそんなに多くない。でも油断はしないようにね。…いくよ」

その言葉を合図に俺らは一斉に倉庫へ入った。




(…あれ?)

入ってしばらくした時、俺は疑問を感じた。

それは4人も一緒のようだ。

赤「敵…いなくね?」

そう、この倉庫に入ってから1人にも遭遇してないのだ。

紫「監視カメラの映像をハッキングしちゃったから気づいてないとか?」

緑「いやいやそれはないでしょ!だってあの扉の音凄かったじゃん」

そう、気づいてはいるはずなのだ。

なのに…

青「やっぱ出たんじゃね?」

緑「うわっ!」

やっぱり出たのか?!と後ろを振り返ると…


「やぁこんにちはX隊…飛隊の皆さん。」

そこには1人の男が立っていて、もっさんとがりさんが空中で捕らえられていた。

赤「は?おい!何してんだよ!」

その姿を見て一気に戦闘態勢になる。

「まぁまぁ。そんな怒らないで。やはり獲物を捕らえるにはこれが一番ですね。」

紫「…これ?」

赤「どういうことだよ!」

「おや。そのままの意味ですよ。その白いイヤモニの彼がここまで連れてきてくれたんですから。」

は?待って。まじで意味がわからない。

俺が連れてきた?

どういうこと?

「ま、ここに来れば来た方法なんてどうでもいいんです。では、頂きますね」

男はそう言うと注射器を2人の首元に刺し、注射器に血液を溜めた。

「ふむ…まぁこれくらいでいいでしょう。では」

と言い、男は消えた。

本当に消えた。

、→←、



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:HiHijets
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もか | 作成日時:2020年5月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。