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魔王はご立腹 ページ10

まふまふside


たぬき(本物)はうらたさんによって

やまだぬきと名付けられた


やまだぬきはどうやらうらたさんの肩がお気に入りらしく

そこを頑なに離れなかった




坂田「あ、そういえば魔王討b……」


まふまふ「わぁぁぁぁ!!」


坂田「え、なに?こわ」




なに思い出しちゃってんのさ!

もういいじゃん!

こたつ囲んじゃったじゃん!

みかんとお茶いただいちゃったじゃん!

名乗り合っちゃったじゃん!

女の子じゃん!!

倒せないよ!


1人慌てる僕を不思議そうな目で見る3人

そらるさんに至ってはまたか……みたいな目してるし

違うから!

察してよ!!




そらる「あ、俺らAのこと倒しに来たんだけどさ」


A「うん。さっきも言ってたね」




……もう知らん

魔王のこと呼び捨てで呼んでることも

話掘り返したことも

もう知らん。

なるようになってしまえ


返り討ちにあうことも覚悟した時

Aさんがフッと笑った




A「まさか本気で言っていたとは」




頬杖をつき、紅い瞳を光らせそう言ったAさん

いかにも魔王らしい


こたつで温んでみかんを頰ぼってなければ……


なんでちゃんと雰囲気作んないんだろう

さっきまではできてたじゃん……




そらる「無理だと思う?」


A「無理だね。幹部倒してから言いな」




あしらうようにそう言うAさん

どうやら段階を踏まないと対戦すらできないらしい

親切設定だね


Aさん曰く

幹部というのはドラゴンと呼ばれるものだそうで

生憎僕らには通じなかったが

坂田は知っていたらしく目を輝かせていた




A「まぁ、私たちは攻撃もなにもできないんだけどね」


まふまふ「え、そうなの?」




僕がそう言うとAさんは目を見開き僕を見た




A「え、なに、条約しらないの?!嘘でしょ?!もしかして魔物の存在すら知らないなんて……」


坂田「みんな知らんよ?」


A「………呆れた。とんだ(ピーッ)野郎ね。」




深いため息をつき、そう言ったAさん

どうやらご立腹だ

僕たちに対してというよりは……ここにいない誰かに対して


Aさんから溢れる黒いオーラがなんとも禍々しい

こたつにいることも忘れるくらいのオーラ

若いけどやっぱり魔王だ

ボーンズはいい骨→←自由人の会



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彼方 - おぉ!楽しみ!一人でにやにやしてます!続き待ってます! (2019年2月16日 12時) (レス) id: 3fc9d1af8f (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - アリスさん» ありがとうございます!咄嗟の場合そうしたほうが運びやすいかなと思った結果ですw (2019年2月15日 23時) (レス) id: 31e8f67384 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - 彼方さん» プリンはまだ出てきてない方のものだったりします。まだ先になりそうです! (2019年2月15日 23時) (レス) id: 31e8f67384 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - 露都という名のこの作品のファンさん» ありがとうございます!楽しんで貰えるように頑張っていきたいと思います!優しく見守ってください…… (2019年2月15日 23時) (レス) id: 31e8f67384 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - この作品面白くて大好きです。急なうらさかの腐展開とプリンの流れは笑いました。更新頑張ってください! (2019年2月15日 6時) (レス) id: 98588e4c35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:武蔵野 三歩止(ムサシノ ミホト) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年2月7日 15時

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