やだやだやだやだ ページ31
そらるside
A「よく眠れた？」
食事中、Aがそう聞いてきたから頷く
口の中のものを飲み込んでから
それはもうぐっすり。と答えると
Aはそれはよかった。と言った
うらた「ほんとに行くのか？」
A「行くに決まってるでしょ。王サマ殴りに」
そらる「だから違うでしょ」
ほんとに一緒に行って大丈夫かな……
隙さえあれば本当にやりかねないんだけど……
A「まぁとにかく、食べ終わってしばらくしたら出発でいい？」
まふまふ「お父さんにはいいましたか？」
そらる「あと手紙書いたか？」
A「言ってない。書いてない」
坂田「なんもしてないじゃん！」
うらた「旅立つ気ほんとにあんのかよ？！」
A「うそうそ。手紙は書いた。パパには……後で言う」
うらた「ほんとかよ」
でもまぁ、手紙は予防線だし……
ちゃんと言ってくれるならなくてもいいんだけどさ……
ちゃんと言ってくれるなら。
やだよ？俺
後ろから魔王軍追ってくるの。
ほんとにやだよ？
まふまふ「ごちそうさまでした！それじゃあ僕、支度してきますね！」
坂田「あ、俺も行く！ごちそうさま！」
A「魔王の間に集合ね！」
まふまふ「わかりましたぁ！」
そう言うと坂田とはしゃぎながら部屋を出て行ったまふまふ
いつになくテンションが高い
A「じゃあ、私もそろそろ」
Aはそう言うと坂田たちの後を追うように部屋からでた
残ったのは俺とうらたくん
食べ終わってるけど動く気配はない
そらる「どうかした？」
うらた「あ……っと……その……」
そらる「うん？」
何か重要な話だと察し、待ってみる
うらたくんは俯いて黙り込んだあと
ゆっくりと口を開いた
うらたくんが気にしていたのは
昨日スパイダーからされた忠告。
全ての魔物が友好的ではないという話だ
襲ってくるやつは襲ってくる
俺たちを食べるやつは食べる
条約を無視してのことだ
そらる「そっか……それは気を抜かないようにしないとね」
いくらAが一緒だって変わらないってことか
まぁ多少の牽制にはなるだろうけど
そらる「俺らも準備しに行こうか」
うらた「そうですね」
ごちそうさま。と言い
俺たちも部屋を出た
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彼方 - おぉ！楽しみ！一人でにやにやしてます！続き待ってます！ (2019年2月16日 12時) (
レス) id: 3fc9d1af8f (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - アリスさん» ありがとうございます！咄嗟の場合そうしたほうが運びやすいかなと思った結果ですw (2019年2月15日 23時) (レス) id: 31e8f67384 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - 彼方さん» プリンはまだ出てきてない方のものだったりします。まだ先になりそうです！ (2019年2月15日 23時) (レス) id: 31e8f67384 (このIDを非表示/違反報告)
三歩止 - 露都という名のこの作品のファンさん» ありがとうございます！楽しんで貰えるように頑張っていきたいと思います！優しく見守ってください…… (2019年2月15日 23時) (レス) id: 31e8f67384 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - この作品面白くて大好きです。急なうらさかの腐展開とプリンの流れは笑いました。更新頑張ってください！ (2019年2月15日 6時) (レス) id: 98588e4c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：武蔵野 三歩止（ﾑｻｼﾉ ﾐﾎﾄ） | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年2月7日 15時
