赤ワイン…

03 ページ6

…






いつの間にか連絡先を交換する流れに。

｢でも…｣

お客さんと連絡先を交換するのには、
もちろん抵抗がある。
だが、青山さんは

「気にしないでいいから！」

と、スマホを私に向ける。

このままじゃ埒があかない。
そう思った私は

｢…じゃ、じゃあ、青山さんは私のことどう呼ぼうが、タメ口であろうがいいです！｣

突然話し始めた私に
青山さんは首を傾げる。

｢でも、私は苗字呼びと、敬語なので、タメ口とかしてって言わないでくださいよっ！｣

すると、はぁ〜い、とまるで小さな子供のような返事が返ってくる。



連絡してね〜、と手を振る彼を見送りながら
いよいよカウンター席に着く。

私は、ただただついさっき交換した
連絡先を眺めていた。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

お知らせでございまする。

ワタクシはですね、
時々スマホを使えなくなるのですよ。

自業自得なので理由は明かしませんが…
追加できない時は、
｢あぁースマホ使えないんだなぁ｣
なんて、呑気に考えといちゃってくださいっ☆

ってことで今後ともよろしくお願いします！

04→←me...

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す